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来るぞ…来るぞ…
バタンッ!
ダ「エイトフット!僕の悩みを聞いてくれー!」
フポヴィ「「きたぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
ダ「っ⁉な、なんだ⁉」
本当に来たことでエイトフット以外の人達がつい彼に叫んでしまった
エ「気にするな、こっちの話だ。」
少しオドオドしながら彼は椅子に座った
エ「で?お前の悩みはなんだ?」
ダ「そうだ!あのハイエナ女を追い払いたいんだ!どうにかしてくれ!」
だと思ったよ…とその場にいたダルメシア以外の人が思った
エ「ちょうどさっきスカーが来てたぜ。」
ダ「本当か⁉あいつ本当に鬱陶しいんだよ!なぁ、良いアイデアないか?」
フ「鬱陶しいのはお互い様やけどな。」
ヴィ「そんなこと言っちゃダメよ、ファージャ。」
ダ「おい、そこ。聞こえてるからな。」
コソコソ喋るファージャ達を指差して言った彼
さて、こっちはどう言いくるめよう…と考えるエイトフット
ダルメシアとスカーの気持ちは正反対。だが、どっちの気持ちにも答えられるものが必要と…
悩みに悩んだ彼が出した答えは…
エ「ダルメシア、お前スカーから“大好き”とか“ダーリン”とか言われる時なんて返してる。」
ダ「?“こっちにくるなー!”とか、“ハイエナ女ー!”とかかな。それがどうした?」
エ「お前が対抗するから向こうは余計鬱陶しくくるんじゃねーか?」
ダ「えー?じゃあ、僕に受け入れろとでも言うのか?そんなの無理だぞ!」
断固拒否するダルメシア
エ「ちげーよ。何も受け入れろとは言わねーよ。ただ、返す言葉を変えたらどうだって話だよ。」
ダ「返す言葉?」
頭の上にはてなを浮かべる
エ「つまり、“ダーリン”って言われたら“ハニー”って答えたり、“大好き”って言われたら“俺も”とか。相手に合わせた返事をするってことだよ。」
ダ「はぁ⁉僕があいつにハ、ハニー⁉絶対無理だ!死んでも嫌だ!」
フ「往生際の悪いわんこやな。こっちが助言してやってんねんから素直に聞かんかいな。」
ポ「助言してるのエイトフットさんだけですけどね。」
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鈴之宮(プロフ) - とーこさん» こちらも読んでいただきありがとうございます! (2018年8月17日 0時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - みんな入れ替わり立ち替わり出てくるのが面白かったです!一気に読んじゃいました! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f120473103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴之宮 | 作成日時:2018年7月9日 8時