続き ページ19
ジ「うわー…これ離婚届じゃん…ダルメシア、君彼女に何したんだよ。」
ダ「そ、それは後で話す!とにかく、この“りこん”の意味を教えてくれ!」
ジャックは仕方なく“りこん”の意味を教えた
ジ「“離婚”っていうのは別れるって意味で、んー…あ、僕の頭と体が離れるみたいな感じかな♪」
そう言い、彼は頭と体を離してみせた
それを見たダルメシアは大いに焦りどうすればいいかと彼に聞いた
さすがにこれは自分一人じゃ無理だと思ったジャックは他のメンズヴィランズを呼んで話し合いをした
ア「まったく、急に呼び出して、何事だ。」
エ「珍しいな。お前が俺らを呼び出すなんて。」
マ「何か困りごとかい?」
ジ「クソ林檎を頼るのは嫌だけど、緊急事態なんだよ。」
ジャックは3人に先程の話をした
ア「おい、ダルメシア。一体何をしたんだ。」
ダ「じ、実は…」
彼は自分がやってしまったことを話した
エ「…うん、圧倒的にお前が悪い。」
ダ「そ、そんな⁉」
ア「はぁ…素直に罪を認めればよかったものの…」
マ「まぁ、自業自得だね。その言い訳もセンスないよ。」
ジ「いや、センスどうこうの話じゃないでしょ。」
ダ「ど、どうしたらいい⁉」
ダルメシアは彼らに助けを求めた
ア「とりあえず、素直に謝ってこい。謝らずして許されるわけがないからな。」
ダ「わ、分かった!謝ってくる!」
そう言って彼は大急ぎで家に戻った
ドアを開けて彼女を探すとリビングで呑気にお茶を飲んでいた
彼は息を切らしながら一生懸命謝った
ダ「ごめんっ、ラオ!僕が、あれを落とし、ちゃったんだっ!」
本当にごめん!と謝ると
『ん?あぁ、別にいいわよ。もう怒ってないから。』
ダ「え?ほ、本当?」
『うん。でも、次からはちゃんと謝ってね。』
ダ「っうん!」
仲直りした2人の近くには少しひび割れた写真が飾られていた
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『そういえば、ジャックになんて教えてもらったの?』
ダ「ジャックの頭と体が離れるみたいな感じだって言ってた!」
翌日ジャックがラオに怒られたのは言うまでもない
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作者名:鈴之宮 | 作成日時:2018年1月26日 18時