「別れよう」と言われたら リク シャンクスの場合 ページ19
『別れよう。』
「おー、あんま遠くに行くなよ〜。」
酒を飲んでるシャンクスがそう言ってきた
完全に信じてない
「あ、ついでに酒も持ってきてくれ。」
そう言って私に空の酒瓶を渡してくる
いや、少しくらいこっち見ろや
そんな事を思いながら私は酒瓶を持って台所へ行った
台所から新しい酒を貰い、戻るとベックマンとヤソップがいた
どうやら3人で何か話しているらしい
こっそり聞いてみると
「なぁお頭。あんたさっきロイに別れようって言われたらしいじゃねーか。」
「あー、そういえばそんな事言われたかな。」
「おいおい。仮にも恋人だろうが。ちゃんとしろよ。」
ベックマンに聞かれてたのか…
てか、反応うっす！もう…
「で？どうするんだよお頭。」
「どうするって、何がだよ。」
「何って、ロイのことに決まってんだろ⁉別れんのか？」
「あー…」
彼は少し考えている仕草をした
もしかしてシャンクス私と別れたいのかな…
「まぁ、あいつが俺と別れたいなら俺は何も言わねーよ。」
やっぱりシャンクスは私のこと…
「…引き止めないのか？ロイはあんたが唯一愛した女だぞ？」
「だからこそだよ。」
え…？
「俺がこの世で一番愛してる女だからこそ、あいつが望むことをしてやりたいんだよ。あいつが別れたいなら別れる。…ロイにはさ、いつまでも笑っていてもらいてーからな！」
そう言って彼は笑顔で言った
その言葉を聞いて私は居てもたってもいられなくなり、おもわず彼の背中に抱きついた
「うおっ⁉な、なんだ⁉」
『っ…ぅ…』
いつのまにか私は泣いていて、ベン達もいなくなっていた
「どうしたロイ？腹でもくだしたか？」
『なんで…』
「ん？」
『なんでっ、そういうこと言うの…？』
彼は変わらず私に背中を貸してくれていた
「なんだ、さっきの聞いてたのか。そのまんまの意味だよ。お前には幸せになってもらいたいからな。」
本当にこの人は…
『私はっ…シャンクスと居る時がっ、一番幸せだよっ…！』
そう言うと彼は私を正面に向かせた
「なんだぁ？嬉しいこと言ってくれるじゃねーか！だっはっはっ！」
そう言って私の頭を撫でて
「俺もロイと居る時が一番幸せだ！」
満面の笑顔で言ってきた
シャンクスにやってみた結果
彼の心の広さを改めて知りました
「別れよう」と言われたら リク 白ひげの場合→←「別れよう」と言われたら リク サボの場合
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鈴之宮(プロフ) - Re-08さん» いえ、こちらこそ後半にしか書いてなかったので、勘違いさせてしまいすみません…でも、読んでいただいてありがとうございます！ (2022年8月15日 11時) (
レス) id: 725a7e0bfc (このIDを非表示/違反報告)
Re-08(プロフ) - 鈴之宮さん» あ…すみません！！よくみてなくて…本当にすみません！！ (2022年8月15日 10時) (レス) id: f85186e059 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - Re-08さん» 初コメありがとうございます！すごく有難いんですが…こちらのシリーズ作品もう完結しておりまして、リクエストは受け付けてないんです…本当に申し訳ありません！ (2022年8月15日 0時) (レス) id: 725a7e0bfc (このIDを非表示/違反報告)
Re-08(プロフ) - 初コメなのにリクエスト失礼します！！！サボくんとの甘々がみたいです！シチュエーションは何でも大丈夫です！時間があったらで大丈夫ですのでよろしくお願いします！ (2022年8月14日 22時) (レス) id: f85186e059 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 時雨さん» こちらこそありがとうございました。そう言っていただけて良かったです。 (2018年5月16日 17時) (レス) id: 62228e04e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2017年10月5日 16時
