「別れよう」と言われたら リク フクロウの場合 ページ9
『フークーローウー？』
「チャパパ、なんだぁロイ？」
私は目の前でお菓子を食べてるフクロウを睨んだ
『またあんた私の秘密喋ったわねー！』
「秘密？何のことだー？」
『ルッチに“また太ったらしいな”とか言われたのよ！フクロウでしょ、言ったの！』
「チャパパ、ごめんごめん。つい口が滑っちゃったんだよ。」
口では謝っているが、その口にどんどんお菓子が運ばれていく
『何が滑ったよ！絶対言わないでって言ったでしょ⁉』
すると、彼の隣で酒を煽っていたジャブラが私の方を見た
「っぷはぁ、なんだ？ロイ太ったのか？でも、少し肉付きがある方が俺的には好み…『お前は黙ってろ！』…ぐはっ！！」
私は空の酒瓶をジャブラの顔に投げつけた
『もう！何のためのチャックなのよ、その口のチャックは！』
「チャパパ…ごめんな…」
しょんぼりするフクロウ
『もうそんなにバラすなら別れるわよ⁉』
「えぇ⁉そ、それは嫌だっ！言わないから！約束するからっ！」
私の言葉に慌てだす彼
すると、酒瓶をくらったジャブラが額を抑えながら私に言った
「いててっ…てか、そもそもなんでフクロウなんかにそんなこと話したんだよ。こいつがおしゃべりだってお前知ってるだろ？」
『っ、それは…』
ジャブラに痛いところを突かれた
確かに彼がおしゃべりなのは組織内で知らない者はいない
どんなに大事な事でも口のチャックが開いてればすぐに漏らすのだ、
でもそれを知っていながら彼に話したのは…
『だって…好きな人とはお互いの秘密を共有したいじゃん…//』
「「…え/は？」」
私は恥ずかしくなって両手で顔を隠した
すると
「…俺もロイと秘密を共有したい。」
『フクロウ…？』
「ロイの秘密は俺が絶対守る！だって俺、ロイの彼氏だもん！」
『フクロウ…ありがとう。』ニコッ
こうして、この話は一件落着したのだった
………多分
フクロウにやってみた結果
私の秘密は彼の秘密
__________________________________________
「おい、ロイ。また太ったんだってな。」
『フクロウおまえぇぇぇ！！！』
「チャパパ、ごめんよぉーー！！」
「別れよう」と言われたら リク スパンダムの場合→←「別れよう」と言われたら リク ジャブラの場合
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鈴之宮(プロフ) - 太陽さん» そう言っていただけて嬉しいです！ただ、もうこのシリーズは完結してるので、あるものだけですが、楽しんでいってください！ (1月11日 12時) (
レス) id: 725a7e0bfc (このIDを非表示/違反報告)
太陽(プロフ) - クザンが最高です！！クザン系もっとみたい！ (1月9日 17時) (レス) id: 18ff82607c (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 月茜(つきあかね)さん» ご指摘ありがとうございます。訂正しましたので、また何かありましたらご報告お願い致します。 (2019年6月29日 17時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
月茜(つきあかね)(プロフ) - 途中ガープ中将がガース中佐になってました (2019年6月29日 12時) (レス) id: 130e356ea3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 茶々丸さん» 初めまして。読んでいただきありがとうございます。リクエストも有難いです。かしこまりました。遅くなると思いますが、しっかり書かせていただきます。 (2018年12月15日 14時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2018年5月17日 0時
