トラブル募集中。SP

Chapter1:嵐で漂流！？ ページ3

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優「おぇぇ…気持ち悪っ…」

橋「寝不足に船はキツいって…」

A「自業自得よ」

作「薬いる？」

猪「甘やかさなくていいぞ」

瑞「勉強してればよかった話だからな」









地獄の2日間を終えた優斗と橋本は、無事に生徒会メンバーとバカンスに行くことが出来た。

詩月財閥の船に乗りこのままハワイへ、と意気込んでいた時、突然雷が鳴り響いた。









瑞「うわ…っ、まじかよ！」

猪「天気予報じゃこんなん言ってなかったぞ！」

作「雲行き怪しいとは思ってたけど…」

優「と、とにかくやばいって！」









これまで何度も海外旅行をしてきた生徒会メンバーだが、こんな荒波は初めて。

おまけに今回の旅行は6人だけで、船の操縦も自動でやってきた。

吐き気がさらに強まり嗚咽をする優斗と橋本。

他の4人は振ってきた雨から避難していた。









橋「マジで気持ち悪いんだけど…」

猪「そんなこと言ってる場合じゃないから！」

A「そろそろ本気でやばそうよ…」

優「沈んだらどうする！？」

瑞「俺泳げないって！」

作「もはや泳ぐ泳げない関係なさそう…」









いつになく焦って大騒ぎしている生徒会。

さすがの彼らでも自然には勝てないようだ。








次の瞬間、

彼らの船は海に呑まれた＿＿＿＿＿＿＿＿









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