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車が止まったのは、倉庫でも何でもない路肩だった。









「ここから先、車が入れません」

瑞「…仕方ねぇ、歩いていこうぜ」

A「そうね」









車を降り、細い脇道に入って倉庫を目指す一同。

本当にこの先に倉庫があるのかという程狭く険しい道だったが、その先に嶺亜がいるならばと歩き続けた。









猪「そういや来る途中に調べたんだけど、あの倉庫の持ち主、何年も前に亡くなってる」

橋「使いたい放題ってこと?」

猪「まぁ簡単に言えば」

作「いいとこ見つけたね、犯人も」

優「つーかどうすんの?倉庫に嶺亜くんいなかったら」









優斗のその一言で、先頭をきっていた瑞稀が立ち止まる。

それに合わせて全員が止まった。









瑞「保証なんてねぇけど、行くしかねぇだろ。今はそれしか手がかりがないんだから」

A「…そうね、いなかった時はいなかった時よ」

作「とりあえず那須の足取り追うしかないもんね」

優「…そっか、だよな!ごめんな」

猪「ったく、変なこと言うなよな」

橋「急ごう」









一瞬不穏な空気になるも、すぐにいつも通りに戻った生徒会。

その様子を見て、浮所は目を丸くした。









しばらく歩いて、やっと脇道を抜けたかと思えば、目の前に見えたのは大きな倉庫。

うわぁ…と感服した一同だが、鍵がかかっていないことを確認し、瑞稀と橋本がせーので重い扉を開けた。









瑞「嶺亜!」









倉庫の中に飛び込むなり目に入ったのは、椅子に縛られ気を失っている嶺亜。

口にはガムテープも貼られており、上には瓦礫の積まれた装置が取り付けられていた。









浮「嶺亜く…っ!」









それを目にした浮所が助けようと片足を出す。

だが、その後の足を出すことは出来なかった。

なぜなら、









浮「なん…で、」









________浮所の頭には、銃が突き付けられていたのだから。









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駆凪 - すごく面白いです!!まさかあの方が黒幕だとは思いませんでした! (2022年8月25日 8時) (レス) @page35 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 面白かったです!!!できればなんですかどこかで番外編楽しみにしております!笑 (2020年3月3日 15時) (レス) id: 356a2a4bcc (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - かいりさん» こちらこそ4ヶ月間ありがとうございました! (2020年3月1日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - るさかあさん» こちらこそ毎日楽しく書かせて頂きました(^^)ありがとうございました! (2020年3月1日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
かいり(プロフ) - 約4ヶ月間、素晴らしい作品もありがとうございました!!! (2020年3月1日 13時) (レス) id: a1a3817769 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まれぴゅま | 作成日時:2020年2月13日 17時

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