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関「はぁ？」
瑞「総意？何が感謝してほしい？ふざけてんじゃねぇよ。全部自分の為じゃねぇか」
関「何言ってんの？」
A「あなたは今、A組の中で2番目の成績ですよね。1番は、矢花先輩」
猪「ずーっと“A組の中の”優等生だったアンタは、いつまで経ってもSクラスに昇格出来なかった。そんな時、矢花先輩が落第してきた」
A「矢花先輩が問題を起こして退学になれば、あなたのSクラス昇格への確率はグッと上がる。だからこんなことしたんでしょう？」
＿＿＿＿＿＿＿＿
A「ええ、しかもね、矢花先輩が退学になれば、関谷先輩がSクラスに上がれるかもしれないらしいの」
＿＿＿＿＿＿＿＿
Aの言葉に、膝から崩れ落ちる関谷。
力が抜けたように遠くを見つめていた。
瑞「矢花が落ちこぼれとか言ってたけどなぁ、万年A組で挙句こんなことやらかしたお前の方がよっぽど落ちこぼれだろうが」
作「さぁ、噂を広めたその口で訂正してください。“矢花先輩は犯人じゃない”と」
瑞「自分で広めた噂だもんなぁ？きっちり真実を教えてやれよ、自分の口からしっかりと」
全校生徒の前で、屈辱的な謝罪と訂正をさせるのが生徒会の目的でもあった。
予想通り、うぅ、と呻き声を上げながら顔をぐちゃぐちゃに歪めた。
関「矢花くんは…犯人じゃありません…」
「さすが生徒会！！」
「ふざけんな関谷！！」
「矢花に謝れ！」
野次が飛ばす生徒達。
すると、口数が少なかった猪狩がチッと舌打ちをして息を吸った。
猪「てめぇらいい加減にしろよ！！」
猪「嫌がらせだの何だのしてたくせにいざとなったら手のひら返し。お前らだって同じことしてんだろ？」
猪「てめぇらにコイツを責める権利ねぇから」
髪をぐしゃりと掻き乱して、ステージから降り会場を出ていった猪狩。
他の5人もそれに続いて退場した。
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
