File6:魔の伝統舞踊！「お前が信じなくてどうする」 ページ21
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とある休日。
作間は生徒会一行を引き連れて神社へとやって来た。
と、いうのも…
大「あ、遅ぇぞ！！」
作間の友人が今日、この神社で舞を披露するというからだった。
佐々木大光、生徒会メンバーと同じ龍慶学園の生徒で、1年D組に通う軽音部員だ。
龍慶には中等部から在籍しており、作間とは昔組んでいたバンドが一緒だったらしい。
同い年で波長もあった2人は、バンドが解散した今でも良き友人である。
大「こうして見ると、優斗ってマジで生徒会なんだな」
優「どういう意味だよ！」
瑞「下っ端だけどな」
優「会長ですけど！？」
大「ははっ、見えねぇ！」
優斗を指差しながらケラケラと笑う大光。
見た目は大人びているが、笑えば普通の高校生だ。
優「んなこと言ったらお前だって神社の家の息子には見えねぇよ？」
大「まぁね〜。性にあわないからな」
橋「しかも舞踊るんでしょ？」
大「そ！結構上手いんだぜ？」
A「佐々木くんが舞をする所、想像つかないから見てみたかったの」
大「わ〜！Aが見てくれてるなら俺1000倍頑張っちゃう♡」
A「その呼び方やめて」
猪「マジでAに弱ぇよな」
中等部の頃…いや、下手すればもっと前から、大光はAにベタ惚れだった。
Aと勝手に名付け、Aに何を言われても従ってしまう。
大光が龍慶に入ったのは、Aを追いかけてと言っても嘘ではないのだ。
大「ね！俺今日頑張るからデートしてよ！」
A「嫌よ。デートなんて」
瑞「Aのどこがいいんだよ」
A「それもそれで失礼よ！」
橋「ごめんね〜大光？この子にデートはまだ早いみたい」
A「子供扱いしないで！」
優「じゃーしてやったら？デート」
A「は、」
猪「子供じゃないんだろ？デートの1つや2つ…なぁ？」
A「そ、そうだけど、」
作「大光だって今日はすっごい頑張るんだしさ」
A「りゅ、龍斗まで！」
キラキラと輝く目で見つめてくる大光に、ニヤニヤと笑う生徒会。
その視線で居心地が悪くなったAは、分かったわよと口を開こうとした。
その時、
「ちょっと大光！！」
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
