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瑞「良かったのかよ、あんなこと言って」
A「平気よ。織山くんは蒼弥と同じ書記として1年も仕事してたのよ？虐めを見て黙ってるはずないことくらいよく知ってるわ」
作「でも、上手くいかなかったら…」
A「やる前から弱気なこと言わないでくれる？」
ズンズンと進んでいくAに、男子2人はタジタジだ。
それでも意味深に微笑むAの目に迷いはない。
我儘お嬢様には振り回されてばかりだ。
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夜7時。
ドレス姿に着替えたAは、小鳥遊秀三行きつけのバーへとやって来た。
護衛として、それ相応のスーツを着た瑞稀と作間もついている。
昼間の女性との密会を終えたのか、カウンターへ座った小鳥遊を確認し、その隣へ座った。
近くのテーブルに座る瑞稀と作間はこれでもかというほど顔を顰めて監視している。
A「初めまして」
「ん？おぉ…君は、」
A「私最近よくここ来るんです。おじ様、よくいらしてるから」
妖艶に微笑んだA。
どこで覚えたのか、色っぽく足を組んで完全に色仕掛けモードだ。
「はは、積極的な女性は嫌いじゃないよ」
A「でもおじ様結婚してらっしゃるでしょう？」
「え、？」
A「指輪。跡ついてますよ」
左手薬指についた指輪の日焼け跡。
それをつついたAは少しため息をついた。
A「私、危険な男性ばかりに惹かれてしまうんです。……いけませんかね、？」
「い、いや、いや！大歓迎だ。私もな、君みたいな素敵な女性と酒を飲みたいと思っていたんだよ」
A「でも、奥様は…」
「もう愛してなんかいない。上司の娘だから結婚しただけだ」
思ったよりも早く吐き出してくれた小鳥遊。
ニヤリと笑ったAは、小鳥遊のグラスに微量の睡眠薬を入れて御手洗へと席を立つ。
眠ったのを確認して、瑞稀と作間はAの元へ駆け寄った。
そして、Aの鞄に仕込まれていた盗聴器。
これで材料は揃ったようだ。
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
