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生徒会メンバーと洋美、彩葉は、瑞稀の家の病院へとやってきた。
パトカー3台も使って来たせいで、周りから何をしたのかと注目を浴びたがそんなことを気にしている場合ではなかった。
8人が来た時、もう既に手術は終わっていて、病室にはマスクをつけた大光が眠っている。
「佐々木大光さんの御家族ですか」
「ええ、はい…」
作「大光は？」
「それが＿＿＿＿＿＿＿＿」
医師から聞かされた言葉に、メンバー達は絶句した。
そんな…と両手で口を抑えるAの肩に、優斗がポンと手を置くが、当の本人も顔は暗い。
その中でも1番暗い顔をしていたのは、大光と1番仲が良い作間だった。
「嘘…でしょ？」
「嘘ではありません。本当に、＿＿＿＿＿＿＿＿今夜がヤマなんです」
優「…作ちゃん、？」
作「嘘だ…、そんなの、」
瑞「落ち着け作間」
A「龍斗、」
作「だって朝はあんな元気で…いつも、馬鹿みたいに騒いで、なのに、」
橋「作ちゃん、大丈夫だから」
作「もしかしたら今日で、」
猪「作間！！」
いつになく取り乱す作間を安心させるように声をかける瑞稀達。
しかし、猪狩だけは作間の胸ぐらを掴んだ。
A「ちょっと蒼弥も落ち着いてよ！」
瑞「病室の前でやめろ！」
猪「お前今何言おうとした？ふざけたこと言おうとしたらぶっ飛ばすぞ」
橋「ガリさん、ちょっとは作ちゃんの気持ちも…」
猪「不安なのはみんな一緒なんだよ。俺らだって、洋美さんだって彩葉ちゃんだって、大光だって不安なんだよ！」
猪狩を止めようとしていた生徒会も、放心状態で見ていた洋美達も。
それ以上、猪狩の言葉に口を挟むことはなかった。
猪「大光と1番仲良いのはお前なんだろ？お前の自慢の友達なんだろ？なぁ、」
作「…ガリさん、」
猪「お前が信じなくてどうするんだよ」
そう言って手を離した猪狩。
作間は息を一息吐いた。
優「作ちゃん。…信じよ、みんなで」
A「…そうよ、佐々木くんならきっと大丈夫」
瑞「部屋、用意してもらったから。みんなで泊まって待とうぜ」
橋「だね。いつ目覚めるかなー」
猪「すぐだろ。アイツのことだし」
作「………ありがと、みんな」
やっと少し口角を上げて笑った作間。
5人は、何を今更とさらに笑い飛ばした。
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
