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数日前
Hoseok side
「あれAは？」
「そういえば、まだ来てないね」
Aは1番か遅いときでも始まる10分前には必ず来るタイプだ。
今まで仕事を除いて、一度も遅刻したことがなかった。
「Aならアメリカらしい」
ストレッチをしていたユンギヒョンが言うと俺とジミニはえっと声を合わせた。
「おばあちゃんに会いに？」ちょうど来たテヒョン。
「マネヒョンに聞いたら、仕事だって」
「なんだ〜Aいないんだ合鍵持ってきたのに」
「？宿舎のですか？」
ジンヒョンの持つ鍵には見覚えがあった。
「Aが欲しいって言うから」
「え、Aが？本当ですか？」
デビューしてもう5年が経つけどAのプライベートは俺達もよく知らなかった。
自分の話をほとんどしないし、個人活動が多いためスケジュールが合うこと自体珍しい時期もあった。
MV撮影の現場で初めて全員で振りを合わせたこともあった。
そんなふうに活動していればそもそも男7人に対して女の子1人という距離感があるのに、余計に距離が遠のいていっている。
そんなAが…？
「うん、だめですかー？って昨日聞いてきたよ」
「なんか意外」
ジミニの感嘆の声にひどく共感する。
「あいつ、夜飯食わないで酒ばっか飲んでるっぽい」
「そうなの？」
まって、ジンヒョンもユンギヒョンもどうしてそんなAのこと知ってるの？
「でも、A冷蔵庫結構入ってましたよ」
「テヒョン冷蔵庫の中見てたよね」
「んーいや待てよ」
「？」
「あ……またやられた」
よくわからないけどユンギヒョンが悔しがっている。
「なんですか？」すかさずジミンが聞く。
「Aって基本的に否定をしないんだよ」
「ん？そうですか？？」
否定をしないって、いいことだと思っているんだけどな。
「俺が考えていることがそのまま合っているかのように誘導して、勘違いさせるんだよあいつ。
俺の想像するAって人間をやってるんだよ」
「どういう意味？」いつの間にかナムジュンとジョングクも話に入っていた。
「例えば、テヒョンはコーヒー苦手でしょう？なのにコーヒー好きだよね？って渡されたらどうする？」
「え、苦手だよ、って言うかな…その人との関係にもよるけど」
「でもAなら、そうだよありがとう。って言うんだよ」
「あーなるほど、え？でもそれって」
「別に悪いことじゃないですよね」
「うん。親しくない人になら誰だってそうすると思うけど」
そう誰だってそうする機会はある。
でもそれは、”親しくない人”に限る
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nunu(プロフ) - ちゃこさん» いえいえ！こちらこそ全然更新できておりませんでしたので…嬉しいです！私もお気に入りのお話しです* (5月6日 15時) (
レス) id: f67a3b5bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - お返事いただいてたことに気付かず…！遅くなりました😭🙏好きなエピソードはアメリカから帰ってきていっぱい食べて寝ちゃった主人公の話でしょうか🥹どのエピソードも好きです……！！ (5月3日 0時) (レス) id: 2c270db09e (このIDを非表示/違反報告)
nunu(プロフ) - ちゃこさん» 本当ですか！嬉しい限りです…お気に入りのエピソードあったりしますか？☺ (3月31日 12時) (レス) id: f67a3b5bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 久々に1から読み直してしまいました🥹🩷 (3月27日 0時) (レス) @page50 id: 2c270db09e (このIDを非表示/違反報告)
nunu(プロフ) - ちゃこさん» ありがとうございます＊頑張ります！ (1月26日 21時) (レス) id: f67a3b5bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nunu | 作成日時：2023年12月4日 12時
