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幸せな夢《25》 ページ28

わたしはそのあと、疲れすぎてすぐ寝た。




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…久しぶりの家の匂い





なんだか懐かしく感じる。





やっぱり家は落ち着く…。





ジコ｢A｣






ジコの声だって聞こえる。





目を開けると、目の前にはジコがいた。






すごく寂しそうな顔をしたジコがいた。





A｢そんな顔してどーしたのー？｣





わたしはジコの頬を触る





リアルな夢だ…。ジコの頬はすごくあったかかった。






ジコ｢なんでそんな格好してんの｣








今の格好は、タンクトップと短い短パンだった




A｢着替えるのめんどくさかったから｣




ジコ｢ユグの家でもそうしてたの？｣





この感じ、懐かしい




そういえばジコはこんなに嫉妬深かったな






A｢かわいい｣




わたしはポロッと口に出てしまった。








ジコ｢こんなに……愛してるのに｣






そう言って、ジコはわたしに抱きつきながらキスをした。






珍しく優しいキスだった。









わたしの夢は、そこで途絶えた。

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