弱さ《12》 ページ14
A｢……………………｣
わたしは頭が真っ白になる。
危うく過呼吸になりそうだった
でもユグが抱きしめてくれたおかげで、わたしは少し落ち着いていた。
ユグ｢見えちゃった…んだね。｣
ユグはぎゅっと強く抱きしめた
ユグ｢ごめん…。まさかいるとは思わなくて…。。。｣
そう言ってユグは優しくわたしを離した
A｢ううん…。大丈夫。｣
ほんとは、あんまり大丈夫ではないけど。
ユグ｢そう…？でも、これで明確になったでしょ？？｣
A｢………｣
信じたく…ないけど、ユグの言う通り。
もう見てしまったから現実から逃げることは出来ない。
ユグ｢だからさ、少しの間僕と日本に行こう…？｣
ユグはじっと私の目を見ながら言った
わたしは…………。わたしの答えは…。
A｢ごめんね。わたしはユグと……日本に行くことはできない｣
ユグの目は、大きく見開いてた
きっとすごく驚いてるんだろう。
ユグ｢どうして？だって、ジコは…｣
A｢わかってる！わかってるよ！！｣
……けど
A｢一度好きになっちゃったから、手放すことはできない…。きっと後悔しちゃうから｣
自分でもバカだと思うけど…こんなにもジコが好きなの
｢はぁ…｣とユグはため息をついた
ユグ｢ジコは幸せものだ｣
ユグはニコッと微笑んだ。
ユグ｢ごめんね。僕はずるいよ。Aが弱ってるときに告白するなんてね｣
A｢ううん。ユグはずるくない！｣
ユグはただ、優しいだけなの
ユグ｢はは…。でも僕は諦めてはいないよ。だけど、Aの幸せを望んでるからね。だから、もしジコのことでなんかあったら相談してね？｣
そう言ってユグはわたしの頭を撫でた
ユグみたいに心が強かったら、わたしもこんなに傷つかなかったのかな…？
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えむ(プロフ) - 続きが見たいです... (2022年2月2日 22時) (
レス) @page39 id: 18080c007e (このIDを非表示/違反報告)
けーこ(プロフ) - 更新待ってました！ジコどうするんだー！ってヤキモキしてます！ (2018年6月29日 8時) (レス) id: b9186ae7ad (このIDを非表示/違反報告)
とぴ(プロフ) - りなさん» ありがとうございます！！とても嬉しいです(*´ω｀*) (2017年5月30日 20時) (レス) id: 34010ce725 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！！ (2017年5月29日 21時) (レス) id: c0a66a5d9a (このIDを非表示/違反報告)
とぴ(プロフ) - Rさん» ありがとうございます(o´艸`)待ってくださっていてとても嬉しいです！！！ (2017年4月22日 23時) (レス) id: 34010ce725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぴ | 作成日時：2017年4月8日 1時
