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それからデビュー評価に向けての練習の毎日。
それと同時にこの生活が終わるまでのカウントダウンも始まってるわけで。
もうここでの生活も残り3日になった。
練習してるときも、ご飯食べてるときも、部屋でゴロゴロしてるときも、
ふとしたときに頭を過る社長の言葉。
『この事務所にはAしかいないからAを出させた。だけど、こんなに人気になったらいつ女って世間にバレてもおかしくない。そうなったら、この事務所も、A自身も、終わる。』
『もしデビューメンバーに選ばれなかった場合、お前が女だという記事を出す。もちろん事務所も騙されていたていで。』
生放送の日が近づくにつれてその言葉が現実味を帯びてきて、頭から離れなくなる。
…今だってそう。
練習終わって早く寝なきゃいけないのに、また余計なことを考えて寝れなくなる。
「…はぁ。」
苦しくなって思わずため息を吐く。
周りのみんなはもう眠りの世界に入ってて、こんなため息誰にも聞こえてないと思ったのに、
ソンウ「…どした？」
ソンウヒョンの声が聞こえてきて、少しびっくりする。
「ヒョン、起きてたの…？」
ソンウ「うん、まぁ。」
向かいのベッドでもぞもぞ動く気配が見えて、私も起き上がる。
そうするとヒョンの澄んだ瞳と目が合って、なんだか息がしづらくなった。
ソンウ「なんかあったら言ってって、言ったじゃん。」
「…うん。」
ソンウ「こんだけ一緒にいたら、様子が違うのなんてすぐわかるんだからな。」
「……。」
ソンウ「そんなに俺のこと、頼りない？」
「そんなわけ…。」
ソンウ「いつものとこでいい？」
「…ん？」
ソンウ「ほら、行くよ。」
「え、ちょ、待って。」
ヒョンに言われるがまま、ベッドから引きずり下ろされて、どこかに連れて行かれる。
どこかって行っても、その検討はついてるんだけど。
私の右手はしっかりとソンウヒョンの左手に繋がれていて、
このとき、初めて私の手が、ヒョンの手の温もりを感じた。
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なむなむ - あー、ソンウかっこいい…実際には私がヌナやからほんとに弟たちの話を読んでるみたいで泣けてくる…続き、待ってます！応援してます！！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: 1e039e84ca (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - まだ待ってますよ！！！ずっと応援しています (2019年5月18日 21時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - ソンウかっこよすぎです！！！！更新頑張ってください！ (2019年4月26日 20時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー - ジソンオッパ最高です。こんな彼氏が欲しいなぁー。←私には無理だな (2019年2月26日 15時) (レス) id: 09354f20f0 (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - うにさん» コメントありがとうございます！ここぞという時のジソン氏、、、感動ですね、、、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月3日 21時) (レス) id: 602c6e5297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラミソ | 作成日時：2018年4月30日 23時
