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12と書かれた椅子に座ってからやっと実感が湧いてきて、
「…よかったぁ。」
思わずそう呟く。
やっと、少しだけ、色んなプレッシャーから解放された気がする。
ドンホ「ほんとよかったな。おめでとう。」
「うん、ヒョンもね。」
隣に座っているドンホヒョンとハイタッチ。
呼び方さえ違うものの、なんだか昔に戻った気がして、心が締め付けられるような気がした。
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『デビュー圏内の、11位です。』
12位で呼ばれて喜んだものの、デビュー圏内ではない。
すぐ上の段を見れば、私が今座っているものとは違う、立派なソファが並んでいる。
…私もあのソファに座って、襟に王冠のピンバッチ付けたいなぁ、なんて。
そんなことを考えてたら、
『PLEDIS、ファンミニョン練習生。』
ミニョニヒョンが呼ばれて、それからデピたん、ジソニヒョン、そして、
『Fantagio、オンソンウ練習生。』
8位にはソンウヒョンが呼ばれた。
そう言えばヒョンと最後に直接話したのって、コンセプト評価の前の日かもしれない…。
まぁ、広告事件のときには散々LINEはしたけども。笑
こんなに直接話してないのが、普通なのかもしれないけど、
でもなんか変な気がする。
…変、
というか…、さみしい、のかな…。
前を見れば、ソンウヒョンがコメントを言っている。
代表からのスレイトの無茶振りに、
…今日は珍しくすべってる。笑
恥ずかしそうにちょこちょこ走ってこっちに向かってくるの、なんかかわいい。
ヒョンの8位の席はちょうど私のすぐ上の席で、
「ヒョン、잘했옹」
そう言って上に向かって手を伸ばすと、
ソンウ「なんかそれ久々に聞いた。笑」
そう言いながら、私の手に軽く触れて、そのまま私の頭の上で1回弾ませた。
たったこれだけで、すっごく満たされた感覚になる。
ヒョンの表情はなんだかいつも以上に輝いて見えて、
はぁ、だめだ。
……こんなことでドキドキしてちゃいけないのに。
今までに抱いたことのない感情を抱き始めていることに、
気づかないふりをして、
ヒョンに精いっぱいの笑顔を見せた。
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なむなむ - あー、ソンウかっこいい…実際には私がヌナやからほんとに弟たちの話を読んでるみたいで泣けてくる…続き、待ってます！応援してます！！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: 1e039e84ca (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - まだ待ってますよ！！！ずっと応援しています (2019年5月18日 21時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - ソンウかっこよすぎです！！！！更新頑張ってください！ (2019年4月26日 20時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー - ジソンオッパ最高です。こんな彼氏が欲しいなぁー。←私には無理だな (2019年2月26日 15時) (レス) id: 09354f20f0 (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - うにさん» コメントありがとうございます！ここぞという時のジソン氏、、、感動ですね、、、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月3日 21時) (レス) id: 602c6e5297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラミソ | 作成日時：2018年4月30日 23時
