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なかなか自分の期待通りにはいかないもんだな…。
そう思ったけど、ヒョンソプが呼ばれたことは素直に嬉しくて、ジフンと一緒に思わず立ち上がる。
「おめでとう！」
そう言って手を伸ばすと軽くハイタッチをしてくれた。
「僕かと思ったけど違ったかぁ。」
ジフン「だから言ったじゃん。ヒョンはもっと上だって。」
「だといいんだけどね…。」
そんなやり取りをしているうちに、ジェファニヒョン、ドンホヒョンが呼ばれた。
次は……もう12位？
デビュー圏内まであと一歩のところ、さすがにここまで呼ばれないと少し、いやかなり焦る。
「やばい、もう12位じゃん。」
ジフン「今日のヒョンいつにも増して焦ってる。絶対大丈夫って言ってるじゃん。」
焦るよ、焦るに決まってるじゃん。
ここで落ちたら私もうみんなと会えないどころか、会うことが許されなくなるかもしれないんだよ？
なんて、絶対に言えないけど、
「…ありがとう。」
ただただジフンの、絶対大丈夫、にすがることしかできない。
『この練習生は、可愛らしい魅力と頼もしい包容力で国民プロデューサーの心を動かしている練習生です。』
…違うなぁ。
可愛らしい魅力はもしかしたら当たってるのかもしれないけど、頼もしい包容力…？
私にはそんな欠片もない。
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『TOA、ユンジュニョン練習生。』
……へ？
もしかして呼ばれた？って思ったのと同時に色んなとこから飛びつかれる。
おめでとう、おめでとうって言ってるから、本当に私の名前呼ばれたんだなぁ…。
隣を見ると、
ジフン「ね、言った通りじゃん。」
「…やっぱジフンって予知能力とかある？」
ジフン「いや、ないわ。てか早く行けし。笑」
そう言ってステージの方に押し出された。
ステージの上からまだ残っているみんなを見ると、本当に私のことを祝福してくれてて、やっぱりみんなとデビューしたいなぁ、って改めて感じた。
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「ちょっと疑問に思ったんですけど、僕って包容力あるんですか？」
『あぁ、弟たちにちょっかい出されたりイジられたりしても、笑顔で受け止めてるところが包容力あるって感じてるみたいよ。』
代表のその言葉にみんなが失笑しているのがわかる。
「あー、なるほど。」
…聞かなきゃよかった。泣
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なむなむ - あー、ソンウかっこいい…実際には私がヌナやからほんとに弟たちの話を読んでるみたいで泣けてくる…続き、待ってます！応援してます！！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: 1e039e84ca (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - まだ待ってますよ！！！ずっと応援しています (2019年5月18日 21時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
Mercury - ソンウかっこよすぎです！！！！更新頑張ってください！ (2019年4月26日 20時) (レス) id: ed949b2bae (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー - ジソンオッパ最高です。こんな彼氏が欲しいなぁー。←私には無理だな (2019年2月26日 15時) (レス) id: 09354f20f0 (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - うにさん» コメントありがとうございます！ここぞという時のジソン氏、、、感動ですね、、、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月3日 21時) (レス) id: 602c6e5297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラミソ | 作成日時：2018年4月30日 23時
