16 ページ16
.
みんな準備を終えてスタジオに入る。
真ん中に三角形の4つのステージがあって、ムービングステージになっているらしい。
「うわぁ!」
ソンウ「あぁ!もうジュニョンの声でびっくりしたわ。」
1番真ん中のステージに立ってみんなと騒いでたら、急にステージが上がって思わず声を出してしまった。
そしたらそれにソンウヒョンが驚いたみたいで、ヒョンごめん…。笑
そしてデフィが真ん中に立つと、
『うぉー!』
『センターイデフィ!!』
デフィのところだけがもっと高く上がって、みんな口々に叫びだす。
こりゃ国民プロデューサーにアピールし放題だね…。
センターじゃなくても輝くとか言ったけど、やっぱりセンターになりたかったなぁ、とか思ってしまう。
.
真ん中のステージの自分の位置について、音楽に合わせて身体を動かす。
まだお客さんに見られてるわけではないけど、人前で歌って踊るのが楽しくて仕方ない。
最後のポーズをすると、自分に向けられてるカメラが赤く光ったので、それに合わせて笑顔を作る。
.
曲が終わるとBoA代表とトレーナーの方々が拍手をしてくれる。
『みんなとてもかっこよかったわ。
これが本当のスタートです。みんなで国民プロデューサーに挨拶しましょう。』
デフィの掛け声で一斉に頭を下げる。
頭をあげると、スタッフのカットの声がかかって収録が終わる。
すると緊張が解けてか一斉にうるさくなるスタジオ。
ソンウ「なんだかんだ緊張した〜。」
「ヒョンも緊張するんだね。」
ソンウ「やー、なんだその言い方。笑」
なんてステージの端っこに腰掛けて座ってると、ヒョーンって下から呼ぶ声が聞こえてきて、
「ソノやー、そこで踊ってたの気づかなかった。」
ソノ「ねぇ、ヒョンひどい。」
「いや、前よりもダンスうまくなりすぎてて気づかなかった!」
そう言うといきなりドヤって、ミニョニヒョンに報告しよーってどこかへ消えて行った。
ソンウ「お前、おだて上手だな。」
「ヒョン、今日もかっこいいよ。」
ソンウ「やー、あからさまにおだてるなよ。笑」
そう言って頭を指で突いてくるヒョンに、やめてよー、なんて言ってるけど、
内心トキめいてしまったのは心の奥にしまっておこう。
425人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ファニ(プロフ) - パク・ジフンくんだった^^ かわいいです。 (2018年3月30日 22時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 誰だろう! 気になる。 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» うれしいです! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - りんりんさん» 読んでいただきありがとうございます!今はライバル?のような関係ですが、このあとちゃんと仲良くなる予定です。リクエストありがとうございます! (2018年3月17日 0時) (レス) id: ce02ce0bcf (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» 更新される度に読んでます。リクエストなんですが、主人公とジフンを仲良くさせて欲しいです。 (2018年3月15日 14時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラミソ | 作成日時:2018年3月7日 14時