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今日はついにナヤナの撮影の日。
それぞれ用意された衣装に身を包む。
私に用意されていたのは学ランタイプの衣装で、
これ一回着てみたかったんだよね。
初めての学ランに少しテンションがあがる。
「ふふっ。」
ソンウン「…ジュニョガ、ひとりで笑ってるとキモいぞ。」
嬉しすぎて知らない間に笑ってたみたい。笑
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『TOAのユンジュニョンくん〜』
スタッフに呼ばれて、初めて他の人にメイクをしてもらう。
しばらくAとして過ごしてないからメイク自体も久しぶりで、これまたテンションがあがる。
メイクのヌナにも、楽しそうね、なんか言われちゃって。
『ジュニョンくんできたよ〜。』
その声にゆっくりと目を開けると、
今まで見たこともないくらいカッコいい自分がいて、
我ながら惚れそうになった。
『ジュニョンくんかわいい顔してるけど、メイクするとサンナムジャだね〜。もう何人かメイクしてきたけど、完全に私の1pickはジュニョンくん!』
「え、ありがとうございます!」
なんとメイクヌナの1pickいただきました。笑
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メイクを終えて控え室に戻ると、
「ぐへっ。」
急に誰かに抱きつかれた。
振り向くとそこに立ってたのは、メイクをしてもらってかっこよくなったソノで、
「やー、ソノヤ。いきなり抱きつかれたらびっくりするから!笑」
ソノ「だって最近ヒョンに会えてなかったから!
それに今日のヒョンはミニョニヒョンと同じくらいかっこいい!」
ミニョニヒョン…?
そうにこにこしながら言うソノの視線の先には、
悲しそうに笑いながらこっちを見るオッパがいて、
なんとも言えない感情が湧いてくる。
「ミニョニ…ヒョン。」
そう呟いた私の声は、
誰の耳にも入らず周りの音に掻き消された。
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ファニ(プロフ) - パク・ジフンくんだった^^ かわいいです。 (2018年3月30日 22時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 誰だろう! 気になる。 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» うれしいです! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - りんりんさん» 読んでいただきありがとうございます!今はライバル?のような関係ですが、このあとちゃんと仲良くなる予定です。リクエストありがとうございます! (2018年3月17日 0時) (レス) id: ce02ce0bcf (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» 更新される度に読んでます。リクエストなんですが、主人公とジフンを仲良くさせて欲しいです。 (2018年3月15日 14時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラミソ | 作成日時:2018年3月7日 14時