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「これをここに貼ればいいんですかね。」
誰もいない部屋で固定カメラに向かって話しかける。
自分の所属事務所と名前のかかれた紙をお腹に貼って、
ふと目の前の鏡を見ると、
「ん、前髪が…。」
前髪がちょっと崩れてて治す。
鏡に映った自分の姿があまりにも男の子で、ほんのちょっとだけ悲しくなった。
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すると部屋の外がざわついて、事務所の名前でもでたのかな…。
そのまま隣の部屋に足を進める。
「こんにちは〜。」
と頭をぺこぺこさせながら部屋に入ってみると、目の前にはあのピラミッド型に並んだイスと、
それに座るたくさんの練習生たちがいて、
何人かが立って挨拶をしてくれている。
「うわ、ほんとにすごい。」
目の前に広がる光景に思わず声が漏れてしまった。
私が最後だったみたいで、空いてる席が見当たらない。
「これ、席空いてるんですかね…。」
そう尋ねると、1人の可愛らしい男の子が、
前のそこ空いてますよ、って教えてくれた。
「あ、ほんとだ。ありがとうございます。」
そう言って席に向かうと、94…。
なんとなく嫌な番号だなぁ、と思ったけど、
がんばらなきゃ、と思って席に着いた。
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ファニ(プロフ) - パク・ジフンくんだった^^ かわいいです。 (2018年3月30日 22時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 誰だろう! 気になる。 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» うれしいです! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - りんりんさん» 読んでいただきありがとうございます!今はライバル?のような関係ですが、このあとちゃんと仲良くなる予定です。リクエストありがとうございます! (2018年3月17日 0時) (レス) id: ce02ce0bcf (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» 更新される度に読んでます。リクエストなんですが、主人公とジフンを仲良くさせて欲しいです。 (2018年3月15日 14時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラミソ | 作成日時:2018年3月7日 14時