Top Of Artists

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自分たちの発表が終わってからは、なんだかんだ気が軽くなったからすごく楽しんでステージを見ることができた。





소나기では色んな感情が込み上げてきて、おまけにヒョンビンが泣くから涙腺が崩壊しちゃったけど。笑


練習中は、うまくいかない、って悩んでたところも、今日はすごく上手だった。


どこのチームもこのままデビューできるんじゃないか、って思うくらい。







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そしてやってきた、ポジションごとの順位発表の時間。


臨時でMCを務めて下さっているイトゥク先輩の声で、目の前の画面にピラミッド型の枠が表示された。






まずはラップポジションで、1位の座にはジョンヒョニヒョンが輝いた。


ちょっと失敗したみたいで、本人は申し訳ない、って言ってたみたいだけど、これは誰もが納得する結果だった。









そしてボーカルポジションの発表にうつる。


緊張しすぎて吐きそう…。






ドン、という効果音とともに6人の票数が画面に追加された。


ピラミッドの1番上には、[ユンジュニョン 720票]と表示されていた。


単純に、こんなにも多くの人が自分のことを評価してくれたことが、すごく嬉しい。





それから、Amazing Kiss、너였다면、불장난チームの票数が発表されて、


1番上には、まだ私の名前が書かれている。









『では、最後に소나기チームの発表です。』









悔しいけど、ここで1位の座を譲ることになるだろうな、なんて。








『キムジェファン練習生、まだ票数がわからないですが、何票くらい獲得してると思いますか？』


ジェファン「僕は多分、600票くらいだと思います。」







『では、TOAユンジュニョン練習生。1位を獲れると思いますか？』









うーん、難しい質問だなぁ…。









「まだわからないです。でも、普段自分はあまり欲がない方なんですけど、今は1位になりたい、って思ってしまいます。」


『なるほど。では、票数を発表します。』









画面を見ることができなくて、思わず目を瞑る。


すると歓声とともに、誰かが勢いよく抱きついてきた。


ゆっくり目を開けると、









ソノ「ヒョンおめでとう！」


ケンタ「よくやった！」









1位の場所にあるのはまだ私の名前で、ベネフィット11万票が追加された。









「これで1位になったということに甘えすぎず、これからも努力する姿をお見せします。」









この時はもう、あの男の人のことなんて忘れていた。

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