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それから順位発表が進んでいって、60位までの全員の名前が呼ばれた。


これで正式に放出と生存が決まったわけで、









『俺の分まで頑張れよ。』


『お互い場所は違くても頑張ろう。』


『もっと一緒に練習したかった。』









そんな声がスタジオ中に飛び交っている。









「ヒョピヤ。」


クォンヒョプ「ヒョン…落ちちゃった。」









そう言って抱きついてくるのはSorry Sorry1班で私たちと一緒に練習してたヒョプ。









クォンヒョプ「僕どうしたらいいのかな…。」


「諦めたら終わりだからこれからまたいっぱい練習して、パクジフンなんか追い抜いちゃえ、ね?」


クォンヒョプ「…うん、ありがと。笑」


「ヒョピなら絶対もっと輝けるよ。」









そう言うとヒョプの顔に少し笑顔が戻って、この子なら大丈夫だと思えた。









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誰かと話してる時は平気だけど、1人になると急に襲われるこの感覚。


それに耐えきれずに、スタジオから出てきてしまった。







幸い廊下には誰もいなくて、しゃがみこんで顔をうずめる。


頭に浮かんでくるのは、出会った頃の希望に満ちたみんなの顔と、


今日のみんなの辛そうな泣きそうな表情。








私が嘘をついてこの番組に出たせいで、放出になってしまった人がいる。


私はここにいるべき人間じゃない。


だけど、もっと上に行きたい、デビューしたい、と思ってしまう自分もいる。








そんなジレンマに押しつぶされそうになって、気づいたら涙が出てきた。









ほかに泣きたい人なんかたくさんいるのに、なんで泣いてるんだろう…。


ばかみたい…。









そんなことを考えてると、頭の上に何かが乗っかる感覚がして、不意に上を見る。









「ジョンヒョニ…ヒョン。」









視界に入ってきたヒョンの顔に、それだけなのに気持ちが軽くなる感じがした。









ジョンヒョン「大丈夫だから。お前はここにいていいんだよ。」


「ヒョン…。」









1番欲しかった言葉をくれて、さらに涙が溢れた。









「ヒョンって、いつも泣いてるときに来てくれるね。」









ジョンヒョン「まぁ、いつもお前のこと見てるからな。」


「…そっか。」









この時はこの言葉の意味を特に気に留めたりはしなかった。

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ファニ(プロフ) - パク・ジフンくんだった^^ かわいいです。 (2018年3月30日 22時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 誰だろう! 気になる。 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» うれしいです! (2018年3月17日 21時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - りんりんさん» 読んでいただきありがとうございます!今はライバル?のような関係ですが、このあとちゃんと仲良くなる予定です。リクエストありがとうございます! (2018年3月17日 0時) (レス) id: ce02ce0bcf (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» 更新される度に読んでます。リクエストなんですが、主人公とジフンを仲良くさせて欲しいです。 (2018年3月15日 14時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラミソ | 作成日時:2018年3月7日 14時

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