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ジェファン「叫べー！」









ジェファニヒョンのその声に一際歓声が大きくなって、ステージが終わった。


始まる前は緊張してたけど、曲が始まってからは楽しくて楽しくて、


本当にあっという間に終わった。






もっと踊ってたかったな…、なんて。笑









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『では、練習生たちに最後のアピールの言葉を聞きたいと思います。まず、ユンジュニョン練習生？』


「はい。まず、たくさん指導して下さった先生方、そして僕たちに歓声を送ってくれているみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。

このステージを準備するにあたって、もちろん大変なこともありました。」









話しながら、みんなと過ごした時間を思い返す。





うまくいかなかったことも、


ヒョンビンに怒ってしまったことも、


ソンウヒョンに本当の自分を認めてもらったことも、


みんなで防音室で夜な夜なふざけあったことも、


全部全部かけがえのない大切な時間で、思わず涙が出て来そうになる。









「だけどその分、みんなたくさん頑張ったし、本当にかけがえのない仲間に出会うことができました。

これからも僕たちを変わらず応援し、夢に向かって追いかける支えになっていってくれると嬉しいです。ありがとうございました。」









そう言って頭を下げると、それと同時に一粒の涙が溢れた。


こんなとこで泣くなんてかっこ悪いなぁ、なんて思いながら気付かれないようにそっと拭う。







だけど前にいた子には気づかれちゃったみたいで、









『ジュニョガ、泣かないで〜。』









なんて悲しそうな顔で言うから、思わず笑って、ありがとう、って返すと嬉しそうに飛び跳ねてくれた。









この子が次の評価の時には自分のスローガン掲げてたのは、またあとの話し。

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