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君といた日《29》 ページ33
A「はぁ…」
わたしはゆっくり深呼吸をする。
人混みの空港の中で。
A(あまり韓国に戻ってこれなくなるのか…)
わたしはたくさんのことを思い出す。
そのほとんどは、ユグといた日々
A「1年間…短かったな…」
もっと、前に出会っていればよかった。
わたしはため息をついた。
A「でももうきっと、ユグには会えないだろうな」
絶対そう。だってわたしはユグに黙ってパリに行ってしまうから。
でも夢をつかむ……チャンス…だもんね。。。
もしユグに言ったら、もっと行きたくなくなってしまうから。
A(悲しい顔なんて…想像するだけで苦しい)
それなら悲しい顔なんて見ずに、自然に忘れられた方がましだ。
A「ジフンも…ごめんね…」
ああ、罪悪感ばかりだ
そんなときに陽気なアナウンスがなる
A「もうすぐだ…」
さて、新しい人生の始まりの1歩だ
…………ってときに偶然携帯が鳴り出した
A「うそぉ……」
こんなときに…
ユグから…だ…
A「もしもし……」
わたしは静かな声ででた
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作者名：とぴ | 作成日時：2016年9月11日 22時
