メガネ《19》 ページ25
A「…………」
テイル「…………」
部屋はすごく気まずい空気がただよっていた
テイルとは、あんま話した事はないからなぁ……。
私はふと棚をみた
A「わっ、すごい…!」
そこにはたくさんのメガネがあった!!
ふちがピンク色の丸メガネ…。可愛い!
テイル「そのメガネ、つけてみる?」
私がひとりでメガネを見ながら興奮してたからか、テイルさんはそのメガネをかけさせてくれた
テイル「…!」
テイルは目を丸くした
わたし、そんな似合ってなかったかな…(泣)
テイル「やばいよ!こんなにメガネが似合う人…見たことない!!」
テイルは両手で口をおさえながらいった
A「ええっ!そんな…おおげさですよ!」
そういいながら私はメガネをはずした
………照れる
テイル「もう外しちゃうんだぁ」
テイルは下を向いてショボーンとした
A「あはは、また今度かけさせてもらいます!」
そう言うとテイルは、ジャンプしながら喜んだ
可愛いすぎる…
ユグ「A、見つけた〜」
ユグがテイルの部屋に入ってきた
テイル「ねえ聞いて!Aめっちゃメガネが似合うんだ!!!《韓国語》」
ユグは驚いた
ユグ「えっ…。人にメガネをかけさせるなんて珍しい…。てゆうか、ふたりっきりで女の子と話せることじたいが珍しい!!!」
後から知ったことだけどテイルは女性と二人きりになると、すごく人見知りするらしい
テイルの顔が赤くなった
テイル「い、いや、だって…」
テイルはユグを説得しようとがんばる
ユグ「だって?」
ユグはニコニコしながら問う
テイル「A、Aは…」
私はドキドキしてしまう…
Aは…。のあとが気になって仕方ない
テイル「僕の飼ってる、お気に入りの魚に……そっくりなんだ…」
魚……
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作者名:とぴ | 作成日時:2016年8月6日 23時