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｢ブレイヴマックスが現れた！ハノイの騎士も一緒だ！｣
｢やっぱり一歩遅かったか…っ｣
Aが悔しそうに呟く横、遊作もまた食い入るように画面を見ている。ファウスト、そう名乗ったハノイの騎士がカメラ越しに話しかける。見ているのだろう？まるで超能力のような彼と目が会い、嫌に胸が高鳴る。あちらからは見えてないはずなのにまるで、心を読まれたかのような…そんな気持ち。Aが青ざめている間に二人の話は進む。LINK VRAINSから見てるかさえわからないPlay makarに対戦を挑むファウスト。拒むのであればサイバースのカードを頂く、その言葉にブレイヴマックスが異常に反応した。
『ふざけるな！あれは俺がPlay makarから貰ったんだ！』
｢Play makarから貰った…？｣
｢えっ、あげたの遊作｣
｢そんな訳ないだろう｣
さっき、サイバース・ウィザードを目にした時驚いていたのをAは知っている。当然、あげた訳では無いと知っていたが一応確認。勿論、遊作はそんなことないと怪訝そうな顔をした。ならば私とデュエルだ、そう言ったファウストに彼は焦りを見せる。助けてくれ！大きな声で叫ぶ彼の周りにはファウスト以外誰もいない。というか、とっても負け犬根性。助けに行ってあげなくちゃ、きっと遊作は助ける。なら、私もその手伝いをしたい。本名をさらけ出し、現実世界で閉じ込められていると叫ぶブレイヴマックス。ネットの世界で本名を晒すのはご法度。最も危険な行為だ。Aはネット弱者すぎる…と心配と同時に憐れみを感じた。遊作は言う。
｢草薙さん、閉じ込められている場所を探し出せるか？｣
｢やってみるが…、こいつは時間がかかる。とにかくお前達はLINK VRAINSへ助けに行け｣
｢了解！…ってあれ？遊作、Aiちゃんは？｣
｢は？デュエルディスクが…！確かここに置いたはず……｣
三人が談義をしているあいだに置いてあったはずのデュエルディスクが消えるという事案。Aと遊作はキッチンカー内を焦りながら探す。どうして居なくなった！？そんな答えは、スピーカーから聞こえてきた愉快な声ととも見つかった。
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遊真 - これから主人公がどうなっていくのかが凄く気になります！これからも頑張ってください！ (2019年8月14日 16時) (
レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - しゅりんぷさんの作品、早く読みたいです！ (2019年8月6日 23時) (レス) id: cfdd277789 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 初めから読んだので、続きが凄く気になります！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 7982b0814b (このIDを非表示/違反報告)
しゅりんぷ(プロフ) - 白哉さん» コメントありがとうございます。ソウルバーナーいいですよね。いつか二人も出せるようにしたいなとは思っております。それまでどうかこの小説とお付き合い願えたら嬉しいです。 (2019年4月1日 1時) (レス) id: a80e55b6ef (このIDを非表示/違反報告)
白哉 - できたら穂村尊とフレイム(ソウルバーナー)を出してほしいです。 (2019年1月20日 17時) (レス) id: 8418d83dca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅりんぷ | 作成日時：2017年12月13日 0時
