完全な妄想小説

25 恐怖 ページ25

松「それで200年くらい、いろんなところを飛んでたら、この前の追手が放った矢が足に刺さって、森に落ちたんだ。

　そこで兼近くんと岡部くんに出会った。
　・・・これが俺の過去だ。」

兼・岡「「・・・・」」

松「・・・先、上がる。」

松陰寺は温泉から出た。

兼「ベーおかさん。これノリで聞いたらダメだった
　 的な話っすかね？」

岡「松陰寺さん、あまり話したくなかったのかな。」

兼・岡「「・・・・」」

兼「これ、全然関係ないことかもしれないっすけど、
　 ・・・・ファ行なしで冷静に話すインジさん
　 慣れねぇ〜！！いや、オレが頼んだことなん
　 だけども！！」

岡「同感だ！普段の松陰寺さんの話し方に慣れて
　 しまった自分がいるから、違和感を感じる｡
　 話は入ってきたけど、なんか怖い！」

兼「っすよね！ちょっと、謝りにインジさんの所
　 行ってきます！」

岡「俺も、あっ､でも松陰寺さん服に着替えている
　 途中じゃ・・」

岡部が言おうとする途中で､兼近は脱衣所に
突撃した。

兼「インジさん！オレ、気持ちを考えずに・・えっ」

兼近が見たのは、背中に小さい紫の翼が生えていて
シャツを着ようとしたのに、突撃されて
固まっている松陰寺だった。

岡「兼近？・・・え？松陰寺さん？」

松「・・・見ぃ〜たぁ〜なぁ〜〜！！」

兼「えっ、あの、インジさん｡
　 話せば分かる､話せば分かるから⁉」

松「問答無用だ〜！！」

そうやって追いかけっこを始める２人。

岡部(・・・よかった〜怒ってなかった！・・って)

　 「２人共！危ないですよ！」

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