拾陸．膝枕して彼の頭を撫でてみた ページ16
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今日も実況収録を頑張った彼。そんな彼を癒そうと貴方は一肌脱ぎます。
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「 あ〜〜〜… 」
おいで、膝を叩いてみると言葉の意味を理解したのか少し照れ臭そうにやって来る彼。
貴方の膝に頭を乗っけると嬉しそうに口元を緩ませました。
「 すげえ、これ、寝れる 」
頭を撫でていると次第にうとうととしてきて最後にそう溢して寝てしまいます。
無防備な彼が完成しました。
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「 …、や〜〜…、待って… 」
どうぞ、と声を掛けると 良いの！？ と喜んだ彼。
ですが実際に貴方の膝に頭を乗っけてみると、貴方と目が合ったり脚の柔らかい感覚に起き上がってしまいます。
「 おれちょっとこれギブ… 」
元々そわそわとして挙動不審でしたが、貴方が彼の頭を撫でるとついに両手で顔を覆ってしまいました。
甘やかされて嬉しいけど恥ずかしいみたいです。
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「 やわけェーー… 」
膝枕する？と聞くと乗り気で寝転んだ彼。
心地良いのか全身の力がだらんと抜けきっています。
「 …んへへへ、いい匂いする 」
ごろんと寝返りを打って貴方のお腹に顔を埋めました。この時は既にお眠モード。
そのまま放置してしばらくするといびきが聞こえてきます。
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「 あーこれ、だめだ、にやけちゃう 」
空いてますよ、と膝を叩くと 良いんですか 、と真剣な顔で返され、即座に寝転びます。
でもすぐ上にある貴方の顔が可愛くて完全に頬が緩みきっています。
「 ね、ちゅーして？ 」
頭を撫でるとにこにことしている彼と目が合ってソレっぽい雰囲気が出来上がります。
貴方が断れないように貴方の頬に手を添えておねだりする辺り、
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作者名：しゃもじ | 作成日時：2022年7月26日 15時
