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タプ「ふふん♪Aー」
A「タプ、重い」
タプ「もう、可愛くないなぁ」
A「どうせ私は可愛くないですよ」
タプ「うそ、すっげー可愛い」
俺だけのAちゃーん、って甘い声を出しながら
後ろから私を抱き締める。いわゆるバックハグ
タプ「ベッドいこっか」
A「その前にシャワーしたい」
タプ「いいよ、そんなの」
A「やだ、汚いもん」
タプ「じゃあ一緒に入る」
A「だーめ」
タプ「ケチ。なぁ、一緒にはいろ？」
う、せこいぞ子犬顔。
A「今日はダメです」
タプ「…もういい。拗ねる」
A「すぐ上がってきますから、ね？」
あれから無理言って、抜けて帰った私。
ヨンベさんの運転する車に乗り込んで
タプの家へと送ってもらった
車の中から今も、ずっとくっついてくるタプ
だけど全然いやじゃなくて、
タプに包まれる感覚が心地いい。
タプ「やっぱ待てない」
A「え、うわっ」
タプ「愛してます、Aちゃん」
A「もう、ばか」
タプ「Aは？言ってくれないの？」
A「へ？」
お姫様抱っこをされたまま、寝室へと運ばれる
私をベッドに降ろすと上に覆いかぶさって
私を見下ろすタプ
タプ「私も愛してるって言って」
A「ちょ、タプ」
タプ「聞きたい。ねぇ、言って」
赤ちゃんから大人の男の顔へ変わったタプ
私の頬を撫でるタプの手に片方の手を重ねて
もう片方の手をタプの首に回す
口元をタプの耳に近づけて
A「私だけのタプちゃん。愛してるよ。」
タプ「それ、反則」
重なるタプの唇
頭を支えて、軽いキスが深いものになっていく
タプ「いっぱい付けた」
A「ちょ、そこ見えちゃうじゃん」
タプ「いーの。見せるために付けてんだし」
まったく笑
ニヤニヤと笑ってるタプを押し倒して形勢逆転
A「私もつけちゃおっかなー」
タプ「いいよ。Aにならいっぱい付けられたい」
翌朝目が覚めるとくちゃくちゃになったシーツに
床に投げ捨てられた衣類
タプを見ると私を抱きしめてスヤスヤ寝息を立ててる
ふと指に違和感を感じて見ると
左の薬指に光る小さな石
A「え …これ」
タプ「気づいた？やっぱり、よく似合ってる」
タプ「A、俺と結婚してください」
"絶対幸せにするから"
A「こんなの…」
タプ「返事は"はい"しか受け付けないからな。俺と結婚してくれる？」
A「はい、タプと結婚…します」
タプ「ありがとう。愛してる、A」
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作者名：てぃーおーぴー | 作成日時：2015年12月16日 16時
