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友達「ねぇ、それ取らないの？暑くない？」
A「大丈夫！寧ろちょうどいい暑さだから」
なんて言ってみたものの、暑い。暑すぎる。
ちょっとここ暖房効き過ぎじゃない？
私の首周りマフラーと暖房のお掛けで真夏みたいなんだけど
友達「ふぅん。まさか、彼氏のシルシついてるとかー？」
ぶふぉっ…友達の思わぬ一言に、思わず口に含んだ水を吹き出しそうになってしまう。
タプに手を引かれて着いたのは非常階段。
壁に私の体を押し付けて、上からその目で私を見下ろす
タプ「Aのばか。俺だけ見てればいいに」
A「私はタプしか見てないよ？」
タプ「でも今日違う男いっぱい見る」
A「ふふっ」
タプ「何で笑うんだよ 」
A「だって、タプ可愛いから」
タプ「俺真剣に話してんのに。そんな事言う口はこうしてやる」
そういってタプの背中が丸まって重なったタプの唇。
角度を変えては何度も重なって
薄く開いた口からタプの息が漏れる
タプ「終わったら電話して。迎えに行くから」
A「だめだよ。タプ疲れてるんだし」
タプ「いいの、俺がそうしたいから。だからちゃんと電話しろよ？」
A「うん」
タプ「それから」
A「ん？な…っ」
なに？って言おうとした瞬間、首筋に感じる熱
チクリと感じたと思ったらタプの顔が私の首筋から離れた
タプ「俺のってシルシ。必要だろ？」
A「え、ちょ、」
タプ「うん、ちゃんと見えるから大丈夫」
なんですとーーっ！？
で今のマフラー状態へと繋がった
友達「もうすぐ来ると思うけど。どうだろうね？」
A「何が？」
友達「だーかーらー、男！」
A「あぁ。」
友達「あー、ジヨンみたいな人くればいいなぁ。もしくはタプ。あんな紳士な感じの人がいい」
A「いや、絶対ないよ。まずそんなイケメンが合コンに参加しないでしょ。」
それにタプは紳士じゃなくて赤ちゃんだし。なんて
始まる前に一応メールしておこ
今頃何してるかな…
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作者名：てぃーおーぴー | 作成日時：2015年12月16日 16時
