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YG事務所、BIGBANGレコーディングルーム
タプ「A」
A「何ですか？」
タプ「今日泊ま「れません」」
タプ「何で」
A「今日は約束があるので」
タプ「は？なに？俺聞いてないけど？」
A「多分行くなと言われると思ったので言いませんでした」
タプ「何それ。どこ行くのかちゃんと教えなさい」
レコーディングの休憩中
タプのマネージャーの私は、ソファで寛ぐ皆さんにコーヒーやジュースを用意して、ひとりひとりに配っていくと突然背中におぶさってきた大きな赤ちゃん
スンリ「Aちゃん、大変ですね」
ジヨン「ヒョン、ここ一応会社だからね？」
タプ「俺らしか居ないだろ。それで、どこ行くの？」
私の言った言葉が引っ掛かるらしく、眉間に皺を寄せて私の顔を覗き込む。
ヨンベ「言いにくい？」
A「怒らないって約束してくれる？あと行くなって言わないって」
タプ「あぁ、怒らないって約束する。行くなって言うのは聞いてから考える」
テソン「大丈夫だよ。もし怒ったら僕達がとめてあげるから」
A「ははっ、実はね…合コンで欠員出たから来てくれって」
タプ「は？合コン？ダメ。断って。Aには俺が居るだろ。Aが言いづらいなら俺が断るから電話貸して」
A「無理だよ、今更」
タプ「無理じゃないだろ、それともそんなに合コン行きたいの？」
ヨンベ「ヒョン、怒らない」
俯く私の顔を両手で挟んで上げさせて、タプの目線と合わせる
タプ「断って」
A「無理だよ」
タプ「ダメ。断るの」
A「だって、行けるって言っちゃったし…」
ジヨン「それどこでやるの？」
A「え、あぁ。友達がやってるお店でやるんです」
スンリ「何てお店なんですか？」
A「リナンていう、小さい居酒屋です」
ジヨンさんとスンリさんの質問に答えていると、
突然ズボンのポケットに手が入ってきて、何かをゴソゴソ探してる
タプ「ケータイどこ？」
A「…ちょ、手」
タプ「ねぇ、ケータイは？」
テソン「もう。ヒョン、少し落ち着いてください」
ヨンベ「でもさ、たまにはいいんじゃない？」
タプ・テソン「え？」
ジヨン「終わるときに連絡して貰えばいーじゃん」
チラっとタプを見ると、捨てられた子犬みたいな顔してる。
そして私の腕を掴むとレコーディングルームから飛び出した
A「タプ？」
タプ「Aのばか」
ははは、拗ねちゃった
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作者名：てぃーおーぴー | 作成日時：2015年12月16日 16時
