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ミスコン2 ページ5

Cグループがやる前にお昼休憩が入り、私は新一くんたちの元に向かった。

「雪見お姉さんこっちこっち。」と言う新一くん。

「わあ。すごいお弁当。誰が作ったの?」と聞けば、

「安室の兄ちゃんと蘭姉ちゃんだよ。」と新一くんが言った。

「へえ。さすが蘭ちゃんと安室さん。」と私は言う。

「早く食べようぜ。俺腹減った。」と元太くんが言ったので、私たちは食べ始めた。

「美味しい♡」と私が言って食べていると、みんなが私を見る。

「え?何ですか?」と私が戸惑いながら言うと、

「すごく美味しそうに食べてくれてるから、嬉しいです。」と蘭ちゃんは言った。

みんなも頷く。一体私はどんな顔して食べてたんだろう。

まあいいや。料理上手い人はいいな。和食とお菓子しか作れないんだよね。

「ごちそうさまでした。」と私が言って席を立つと、

「雪見さん、ちょっといいですか?」と安室さんが私を呼んだ。

「なんでしょう?」と私が安室さんに尋ねれば、

「応援してるよ。あとちゃんと約束は守ってくね。」

安室さんは不敵に笑ってみせる。

「大丈夫ですよ。優勝することはないんで。じゃあ行ってきます。」

私が行こうとすると、安室さんは私の頰にキスをした。

「もう!終わったら覚えといてくださいよ。」と私は言って、自分の席に向かった。

はあ。まだ顔が赤い。いたずら好きの恋人を持つと心臓が持たないな。

いよいよCグループが始まる。

最初の出場者は、バイオリンで四季を演奏した。

まあかなりカットしてたけど、次々に出場者が出て行き、

ついに私の前の人に順番が回ってきた。私は舞台の袖から見守る。

その人がやってみせたのは、フラワーアレンジだ。とても綺麗。

できたブーケを客席に投げた。私も欲しいな。なんて思ってたけど、次私の番だからね。

「ふう。」と私が深呼吸して舞台に出ると、安室さんをすぐに見つけた。

--頑張れ。

安室さんは優しく微笑んでそう言ってくれる。よし頑張ろう。

私はあぐらを組むとその上に琴を乗せて、琴爪で音を立てる。

私が選んだ曲は、あの有名な時計の曲。小さい頃から大好きなんだよね。

私はそんな関係のないことを考えながら弾いていたが、すぐに集中し直して一生懸命に弾く。

最後の音を指で止めると、私は立ち上がって一礼をし、舞台から去った。

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2020年8月6日 16時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» 大丈夫ですよ、リクエストありがとうございます!頑張らせていただきます! (2018年7月12日 23時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - リクエストしても大丈夫ですか?松田さんたちの話しも楽しみにまってます。 (2018年7月12日 17時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» そう言っていただけて嬉しいです!確かにツートップですね笑相変わらず更新は遅くなりますが、頑張ります!! (2018年6月10日 22時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - 凄く面白かった!!降谷さんと伊達さんのツートップでそれも犯人を倒してしまうのは凄いです。最新頑張って下さい。 (2018年6月10日 20時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらす。 | 作成日時:2017年7月31日 9時

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