啄木鳥２ ページ34
「まさか幼馴染の上原と、職務中にデートしてんじゃねえだろうな？」
とモジャモジャの男の人が大和警部に言えば、
「そ、そんなんじゃないです！」と由衣刑事が顔を赤らめて否定する。
大和警部も我関せずみたいな態度を取ってるけど、少し顔が赤い。
二人とも分かりやすいな。特に由衣刑事…。
「そんなことよりなぜ三枝さんたちはここに？」と諸伏警部が聞く。
モジャモジャの人は、三枝って言うのか。というかそんなことって諸伏警部…。
まあ、大人の男性は私たちみたいに恋バナではしゃいだりしないか。
諸伏警部が恋バナではしゃいでいるところ…想像したら面白すぎる。
「何笑ってるんですか？」と透さんは呆れ顔で私に小声で聞く。
私がそのことをこっそり言うと、透さんは苦笑いした。
「うちの班長知らないかい？」と眼鏡…じゃなくて鹿野さんが聞く。
「班長って武田さんですよね？」と由衣刑事が確認するように聞いた。
「ああ。ここで合流する予定だったが、姿が見当たらないんだ。」と鹿野さんは返す。
「携帯も繋がらないし…。」と茶髪の秋山さんも困ったように言った。
「ったく、どこにいんだ！！」と三枝さんが言えば、
「集合場所間違えてんじゃねえか？あのオヤジ、もう年だし…。」と大和警部は言う。
年って…大和警部、相変わらず口が悪いな…。苦笑いするしかないよ。
「ですかね…。」と秋山さんも同意した。上司にそんなこと言っていいの？緩いな…。
他の刑事さんたちも頷いて去っていく。なんか武田さんが気の毒だ…。
「そうだ…武田のオヤジに言っといてくれ。
例え上からの命令があっても、あんたの班に戻る気は、
死んでもねえってな…！！」大和警部はそう言った。
「ああ。伝えとくよ。」と刑事さんたちは言って、今度こそ去っていった。
大和警部があんなに怒るなんてね…。この事件は、大変だったな…。
その後なんやかんやあって、由衣刑事たちに川中島を案内してもらうことになった。
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皆さんお久しぶりです！作者のしらす。です。
二ヶ月以上も放置しておいて、こんなクオリティですみません！！
次の話からはどうにか週一で更新していきたいと思っているのでお願いします！！
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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2020年8月6日 16時) (
レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» 大丈夫ですよ、リクエストありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2018年7月12日 23時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - リクエストしても大丈夫ですか？松田さんたちの話しも楽しみにまってます。 (2018年7月12日 17時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» そう言っていただけて嬉しいです！確かにツートップですね笑相変わらず更新は遅くなりますが、頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - 凄く面白かった！！降谷さんと伊達さんのツートップでそれも犯人を倒してしまうのは凄いです。最新頑張って下さい。 (2018年6月10日 20時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月31日 9時
