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秋祭り ページ24

「大和警部!それに由衣刑事と諸伏警部まで。」と私は言った。

「え?雪見お姉さんもこの3人を知ってるの?」とコナンくんに聞かれて、

「うん。昔から知ってるらしいよ。」と私は言う。

「そっか。記憶喪失(という設定)だもんね。」とコナンくんは言った。

「うん。治る可能性も低いし。まあ、みんな優しいから大丈夫だけどね。」

治るも何も、最初からこの世界に存在していない。

「というか急がないと。みんなはゆっくりでいいからね。」と言って走り出そうとすれば、

「そんな格好の貴女を、1人にはできません。僕もついて行きます。」

と透さんは言って、私についてきてくれた。

なんとか小走りでいつもの場所に着くと、まだ松明をつけている途中だった。

「思ったより余裕でしたね。あ!みんなこの場所って分かりますかね?」私がそう言うと、

「大丈夫だよ。さっきの警察官たちもここに来るみたいだから。」

透さんがそう言ったので、私は安堵する。

「おーい。雪見ちゃん。」と男性の声が聞こえて、こっちに来た。

「あ!蒼太さん。お久しぶりです。今日はよろしくお願いしますね。」私が言うと、

「よろしくね。それにしても雪見ちゃん、可愛くなった?」

「ん?横にいる男性は?」と蒼太さんは聞く。

「…雪見さんの"恋人"の安室 透です。」私が答える前に、透さんがそう言った。

「へえ。雪見ちゃんに恋人か…。」と蒼太さんは考え込むように呟く。

「まあ、それよりもお祭りのことを教えてくれませんか?細かいところが分からなくて。」

私がそう聞けば、蒼太さんは細かい所を教えてくれた。

「ありがとうございました。」と蒼太さんに言って、私は透さんの方を向く。

「透さん、少しかがんでください。」と私は言って、透さんの唇にキスをした。

「ふふ。じゃあね透さん。またあとで。」

私は赤くなった顔を誤魔化すようにそう言って、その場を去る。

(今のはズルい…。)

透さんが何か呟いていたが聞こえなかった。まあいいか。

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2020年8月6日 16時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» 大丈夫ですよ、リクエストありがとうございます!頑張らせていただきます! (2018年7月12日 23時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - リクエストしても大丈夫ですか?松田さんたちの話しも楽しみにまってます。 (2018年7月12日 17時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» そう言っていただけて嬉しいです!確かにツートップですね笑相変わらず更新は遅くなりますが、頑張ります!! (2018年6月10日 22時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - 凄く面白かった!!降谷さんと伊達さんのツートップでそれも犯人を倒してしまうのは凄いです。最新頑張って下さい。 (2018年6月10日 20時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらす。 | 作成日時:2017年7月31日 9時

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