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おばあちゃん家2 ページ23

「おお。誰かと思ったら雪見さんか。」と毛利さんは言う。

「わあ。雪見さんすごく綺麗です。」と蘭ちゃんが言ってくれて、

「ホントだ。雪見お姉さん綺麗だよ。安室の兄ちゃんもそう思うでしょ。」

コナンくんはニヤニヤしながら、透さんに聞いた。

「ええ。すごく綺麗ですよ、雪見さん。」と透さんも言ってくれる。

「みんなありがとうね。」と私は言って、引き戸を開けて縁側に出た。

「草履を忘れてたね。とってくるよ。」とおばあちゃんは言って、部屋に戻って行く。

「雪見さんはお祭りで何をするんですか?」と蘭ちゃんは聞いた。

「みんなの前で、的に向かって矢を放つの。伝統行事だから正装をしてね。

まあ、それが終わったら色々とお偉いさんと話をしたりしないといけないから、

どうにか抜け出して、みんなと回れるように頑張るよ。」

私が笑って言うと、みんなは苦笑いをする。

「草履持ってきたから、早く練習するよ。」とおばあちゃんが言って、居間に入ってきた。

「はい。」と私は返事をして草履を履くと、弓矢を持って縁側から外に出る。

的がある所まで向かうと、私は弓矢を構えて深呼吸をした。

的をまっすぐに見つめると、的の中心に矢を放つ。

すると、あらぬ所から拍手が聞こえて、私は弓を下ろしてその方向を見た。

「…おじいちゃん!!お帰りなさい。」と私は微笑んで言う。

「久しぶりじゃな。雪見。頑張れよ。」とおじいちゃんは言って、家の中に入って行った。

その後、しばらく練習をすると、家の中に戻った。

「暖かい。」と私は思わず言う。夜が近づいてきて外は冷え込んでいたからだ。

時計を見ると、5時半だった。もうそろそろ行かないといけないだろうな。

「おばあちゃん、いつもの場所だよね?」と私が聞くと、おばあちゃんは頷いた。

「じゃあ行きましょう。」と私はみんなを急かして、家から出る。

「おお。誰かと思ったら雪見じゃねえか。」と言う声が聞こえて横を見た。

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2020年8月6日 16時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» 大丈夫ですよ、リクエストありがとうございます!頑張らせていただきます! (2018年7月12日 23時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - リクエストしても大丈夫ですか?松田さんたちの話しも楽しみにまってます。 (2018年7月12日 17時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» そう言っていただけて嬉しいです!確かにツートップですね笑相変わらず更新は遅くなりますが、頑張ります!! (2018年6月10日 22時) (レス) id: e1e7e066eb (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - 凄く面白かった!!降谷さんと伊達さんのツートップでそれも犯人を倒してしまうのは凄いです。最新頑張って下さい。 (2018年6月10日 20時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらす。 | 作成日時:2017年7月31日 9時

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