第46話 ページ21
目を覚ますと病院のベッドに横になっていた。
ゲンマ「おお。目は覚めたか?」
ゲンマ先生が顔を覗き込む。
『ゲンマ先生??あれ?今って?』
ゲンマ「安静にしてろよ?とりあえず、予選は終わりだ。おめでとう。本戦は一月後だ。お前が血を提供したやつも無事だ。」
起き上がろうとすると止められる。
『みんな無事で良かったです。』
ゲンマ「お前は自分の体も少しは心配しろよな。....まぁいい。体調が戻り次第修行だぞ。」
『ゲンマ先生がみてくれるんですか!?』
ゲンマ「不満か?」
『いえ!お願いしたいです!....実は私負けたのに勝ち上がっちゃって、強くなりたいです!しっかり自分の力で勝てるくらい!』
フッと笑ってゲンマ先生は私の頭を撫でる。
ゲンマ「俺は甘くない。万全に体調を整えろよ。とりあえず、退院したら好きな物食わせてやるから。」
『はい!』
今日は1日ベッドで安静。と看護師さんとゲンマ先生に耳にタコができるくらい何度も言われたので大人しくしている。
ガラガラと病室のドアが開く。
シカマル「よお。調子はどうだよ。」
そこにはフルーツを持ったシカマルが居た。
『シカマル!お見舞いに来てくれたの?』
シカマル「まあな。リンゴでも食うか?」
『ありがとう。動いちゃダメって言われてて暇だったんだ〜。来てくれて、嬉しい!』
シカマル「自分の事考えないからそうなるんだよ。自業自得だ。」
シカマルはスルスルとリンゴの皮を剥きながら、
最終戦でチョウジは負けてしまった事。
本戦の第1試合でAがドス・キヌタと戦う事を教えてくれた。
『私も早く修行しないと置いてかれちゃうね。』
シカマル「お前は人の為に無茶する癖をどうにかしろよな。心配するこっちの身にもなれよ。」
そう言い剥いたリンゴをAの口に押し込む。
シカマル「また来てやるから、病院の言うことは聞いとけよ!」
急にリンゴを口に入れられたので返事が出来ないでいるとシカマルは早々に病室を出て行った。
〘 きっと自分の修行もあって忙しいのに、来てくれたんだよね。退院したら改めてお礼しなきゃな〙
と考えつつシカマルの剥いてくれたリンゴを頬張るAだった。
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シルビア★姉貴 - RUSEさん» 書くのが無理だったら…すぐに(私に)言えば良いのに…言いもしないで…私ばっか責めるのはおかしいですよ…😒😒😮💨😮💨 (5月2日 11時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - RUSEさん» …合作を更新して欲しいとか合作を途中で辞めた事に対して自分の意見を言う事がそんないけない事ですか?!私は…合作を途中で削除する事が(自分の意見を言う事より)悪いと思います。 (5月1日 15時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - RUSEさん» 私も…もう諦めて…ももさん(達)始め…言いたい相手には言いたいだけ言わせる事にしたので… (4月29日 20時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
RUSE(プロフ) - ももさん» ももさんは私の為を思って言ってくださったのだと思います。ご助言ありがとうございました。お互いの為にもこの話はこれで終わりにしましょう!作品を楽しんで貰えたらと思います🙇🏻♀️ (4月29日 20時) (レス) id: 407e882708 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - RUSEさん» 💦💦😓😓そうですね…🙏🙏同意見です。 (4月29日 20時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUSE | 作成日時:2024年3月10日 11時