遠くの街としあわせと・・４(ＪＵMＰｘＪＵMＰ)街シリーズ(４)

＝どきどき・２４＝ ページ25

「いらっしゃ〜い。｣



侑李は、ぺこりーってごあいさつー。

「こんにちわー、涼介まま。
　んと、おとまりおねがいしまーす。｣


「はーい。侑李ちゃんこんにちは。
　いい子だねぇ。・・あー癒される〜。」



こんどはー、圭人がごあいさつー。

「こんにちは、涼介お母さん。
　よろしくおねがいします。」


「はい、こんにちは圭人。
　ん〜〜、賢そうだなぁ・・。
　って、おいっ大貴っっ。」


「ん〜、なに。母ちゃん？」

「何じゃねぇだろ。ただいまだろ？！」

「あ、そっか。ただいまー。」


「はぁー。まったく・・
　で、上履き持って帰ってきたか？大貴。」


「んーん。持って帰ってなーい。」



侑李は、大ちゃんのお顔を覗きこんで

「あ〜。ほらぁ、大ちゃん〜〜。
　やっぱしぃー。」



大ちゃんは、両手をあわせて

ぺこぺこしながら

「母ちゃん、ごめん。
　らいしゅーは、かならず〜〜。」


「大貴、お前はいつも必ずって言って
　持って帰ってこないだろっっ。まったく・・
　とっ・・まぁ今日のところは、お泊りに免じて
　許してやるか。好きな子の前だしな・・。」



大ちゃんが、ニカって笑って

「母ちゃん、さんきゅ〜〜。」だって・・。



涼介ままが、大ちゃんのホッペを

むにぃ〜〜ってもってね

「反省してねぇだろっ！？大貴っっ。」



「かーちゃんっ、いて、いてぇーってっっ。」



ぱって手を、はなしながら涼介ままが

「まぁ・・しょーがない・・。
　さて、ほら３人組、手洗いうがいして
　お昼食べなー。」



リビングに歩いていく涼介ままにくっついて

３人なかよく、いいおへんじ。


「「「は―――――い。」」」



リビングに入った大ちゃんが

「その前に〜〜〜。」って言って

リビングのまんなかの棚にいくの。



侑李もー、圭人も、「「あっ。」」って思ってね



３人で言うんだよ、なかよく言うの。

てをぎゅっとあわせてね

「「「しーちゃん、ただいまぁ。」」」って。


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リビングのドアを出た、すぐのお部屋。

たたみのお部屋にね、おっきなテーブルがあってー

そのテーブルの上に、とっても美味しそうなお料理あるの。


サンドイッチとー、ふるーつとー、ジュースとー。

あ。サンドイッチもね、いろんなお味あるのよ。


たまごでしょ〜。ハムでしょ〜。

とろとろのいちごじゃむでしょ〜。

あ〜〜ん、どれもおいしそーなの。

侑李うきうき。

「おいしそうなの〜〜。」

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