遠くの街としあわせと・・４(ＪＵMＰｘＪＵMＰ)街シリーズ(４)

＝どきどき・２３＝ ページ24

「じゃ、ぱぱまま、いってきまーす。
　ぱぱ、うわばきーありがと〜。
　おねがいしま〜す。」

って、圭人と手つないで、すたすた行くの。

大ちゃんがあわてて、おいかけて

「待てよ〜、ゆうりぃぃ〜〜。」だって。


ぷーんだ。


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んっとー次は。

いったん・・侑李んちと、圭人ちの

まんなかにあるー大ちゃんちを、通りすぎて〜〜。



圭人んちだよー。


圭人が、れすとらんのコトでランドセルを

宏太ぱぱにわたしてー。


宏太ぱぱがくれた、お泊りどーぐを持って

ピッときをつけしてね言うのー。

「じゃあ、お父さんお母さん、行ってきます。
　日曜日はお店お休みだけど・・今日の夜は
　お店手伝えなくてごめんね。」



光ままが、がしがしって圭人の頭をなでなでしてね

「何言ってんだよ。気にすんな。
　その分宏太に、圭人の分しっか〜り働いて
　もらうから。安心しろよ。ん〜、まぁ宏太だから
　圭人みたいにしっかりは、いかないかも。ふふふ。」


「おい、ひでーな、光っ。」



「ふふ。お父さんありがと。」


「いーえ。楽しんでこいよ、圭人。」


「うん。・・あっ。そーだ。」



「「ん？？なに・・圭人」」



「お父さんお母さん、僕がいないから
　ゆったりのんびり、２人っきりで
　仲良くしてね。ふふふふ〜。」



「「な、何言ってんだっ、圭人っっ！！」」



「ふふ。じゃ、行ってきまーす。」



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圭人のお家からー、また３人で

てくてく。てくてく歩きますー。




んっとー、大ちゃんがシフォンケーキ２コ

もってくれてねー。

圭人は、光ままからお昼ごはんにって渡された

おいしそうな香りの〜・・んふふ。

ふらいどチキンの箱持ってるのー。



じゅるりー。

侑李、おなかすいちゃうー。




んー。けどけろー

わくわく。どきどき。


おひるから、大ちゃんちで

おとまり〜〜。


どきどき。わくわく。とくんとくん。


ずっと、いちにちぢゅう、２人といっしょ。


・・んー侑李、また・・

ちゅーしたくなったら・・どうしょう。


どきどき。とくんとくん。どきどきー。



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大ちゃんちについてー

おっきな門をくぐってー、てくてく

おっきな玄関まで歩くと〜〜

おっきなおっきなドアがガチャと開いて

ニッコリ涼介ままがー

「はぁ〜〜〜い。いらっしゃ〜い。」って

おでむかえしてくれるー。

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