＝３人で・３＝ ページ20
「んで、どーなの？好きなんだろ？
でも大貴も、侑李ちゃんの事好きだもんな。
ライバルだなぁ・・これから、どーなってくのか。」
「う・ん・・。
でも、大ちゃんと僕、約束してるから。」
「約束？」
「うん。侑李ちゃんは、僕と大ちゃんのものだから
あんまり１人の時に近付いたりしちゃダメなんだ。
独り占めしちゃダメなんだよ。」
「へぇ〜。・・うーん、でもさ、それ。
圭人と大貴のものっつってるケド・・
侑李ちゃんのお許しは出てて、２人の
ものなの？？」
「んーん。
僕達が言ってる、２人の約束。」
「んー、そっか。
・・で、侑李ちゃん的には・・
どっちが好きとか・・あんのかね？」
「・・わかんない・・。侑李ちゃんはね、
いつも平等に好きって言ってくれるよ。」
「ふふ。
小１で、平等って言葉知ってるとは・・。
つーか、一番大人なのは・・気を遣ってる
侑李ちゃんだね・・。」
「・・ん、そうだ・ね・・。
そっか・・そう・・好きな子に
気を遣わせてるんだ・・僕は・・。」
僕はそう言われて
ハッとして・・うーんって悩む。
お父さんが、僕の背中を
バシッとたたいて
「悩むな、悩むな。まだ子供なんだから
そこは無邪気に、好きー。っていいんだって。
な、圭人っっ。」
「うーん・・そうかなぁ・・・。」
って、納得しようか
どーしょうかって思ってたら＿＿＿＿＿
バ――――――――ンッッ！！
って勢いよくお風呂場のドアが開いて
お母さんのカミナリが
「タラタラ、タラタラ風呂入ってんなぁ〜〜！！
早く出て、飯食えっっ！！片付かんっっ！！
ほらっ、宏太っ！圭人っ！！」
ゴロゴロピッシャ――――ンッッ！！
って、お母さんのカミナリ・・
お父さんと僕の上に落ちました・・。
しっぱい、しっぱい。てへへ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 816人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やぶひかとりんとりんけとちね信者(プロフ) - ゆうりくんなのにゆうりちゃん？？？んんん、わかんない。。 (2017年12月28日 21時) (
レス) id: 1e0af25aaf (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 藤ヶ谷絢乃さん» うふふ。がんばれ〜〜〜ぃ。 (2017年8月1日 17時) (レス) id: c8b281684c (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» もぉっ。可愛いって言うほうが、可愛いんだよっ。んふふ。こっちは雨が降ってますよ〜。 (2017年8月1日 17時) (レス) id: c8b281684c (このIDを非表示/違反報告)
藤ヶ谷絢乃(プロフ) - あひる☆さん» レス付け忘れた…。笑 (2017年8月1日 17時) (レス) id: 806d90f8ef (このIDを非表示/違反報告)
藤ヶ谷絢乃(プロフ) - 頑張る〜！ (2017年8月1日 17時) (レス) id: 806d90f8ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年6月26日 12時
