遠くの街としあわせと‥１(ＪUMPｘＪＵＭＰ) 街シリーズ(１) (ページ15)

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＝しあわせ・２＝ページ15

「なぁ・慧・・？」

階段を降りようとしている慧を呼び止め

「ん？なぁに・・雄也さん。」

「なぁ・・慧。
　風呂上がったら・・１階に来いよ。
　待ってるから＿＿＿＿＿＿＿。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

スッタフルームのパソコンの前で作業中・・

小さくため息をついて

「ん――――――っと。」

と、伸びをしていると・・・

コンコン。っと小さな小さなノック音が聞こえて

そっとドアが開いて慧が

「雄也さん・・お仕事終わった・・？
　えっと・・はい、麦茶をどうぞ・・。」

そう言ってグラスを机の上に置いた。

「ああ、ありがとう。」

と言って冷たいグラスを持ち

ゴクゴクと飲み干す俺を

慧はじっと見ている・・。

カランっと氷の音をさせ

グラスを置きながら

「慧、何？俺が麦茶飲んでんの
　珍しーのか？そんなジッと見て。」

「え・・と。・ぅぅん・・あのね
　ゴクゴク飲む度に・・喉ぼとけが
　動くなぁ・・って思ったの・・。」

俺は椅子から立ち上がって

恥ずかしそうに少し俯いている

慧の腕を引き寄せて

するりと腕の中に抱き締める。

「ゆ・雄也・さん・・。」

「ふふ・・なぁ、慧。」

「なに・・？」

俺を見上げた慧の瞳を覗き込み

囁き掛ける。

「二人目・・作ろうか？・・なぁ。」

慧は白い肌を、すぐにカーッと赤くさせ

「・・もぅ、ばかっ。
　雄也さんの・・えっちっ。」

「ふふっ。えっちって・・。
　なぁ、晩飯ん時も言ったけど・・・
　もう一回食いたいんだ・・なぁ
　食わして・・慧＿＿＿＿。」

「え・・でもぉ・・。」

「なぁ・・いいだろ？」

そう言って首筋にキスを置いて

ペチャリと舐め取る。

「んっ・・や・・だめぇ・・雄也さ・ん・・
　だめ・・侑李にこえ・・聞こえちゃ・う・・」

「へーきだよ。
　侑李は３階・・ここは１階・・な、慧。」

耳元で囁いて、

風呂上がりの甘い耳に首筋に

チュッと音をさせながらキスを置いて

薄いＴシャツの上から腰を撫でる。

「んっ・・ぁんっ・んんっ・・」

「感じやすいな・・慧は・・。」

甘い吐息の唇をクチュッと塞いで

トロリと慧を俺に夢中にさせる。

「んぁっ・・んふっ・・んっんっ・・」

そっとＴシャツの中に手を入れ

なめらかな背中を腰を撫で

するりと胸元へ滑らせる＿＿＿＿＿＿。

「んんっ・・やぁ・・・」