遠くの街としあわせと‥１(ＪUMPｘＪＵＭＰ) 街シリーズ(１) (ページ12)

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＝いらっしゃい・１１＝ページ12

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ぱぱが、となりに座ってる侑李の頭ぽんぽんして

「ごちそーさん。
　美味かったなぁ、な、侑李。」

ぱぱは、ままの顔をじっとみていうの。

ままは、うれしそうに

「ふふ。」って笑ってる。

・・らぶらぶだなぁ。

侑李は、前に座ってるままに向かってにっこりして

「ね、ぱぱ。
　とってもおいしかったよ。
　ごちそうさまでした、まぁま。」

ままも侑李にえがおで

「うふふ。よかったっ。
　侑李は、ニンジンさんも、
　ちゃ～んと食べて、えらいねぇ～。」

「うんっ。侑李、にんじんさんもぴーまんさんも
　たべられるよぅ。んふふ。あ、まま。」

「ん～。なぁに？」

「あのテレビでみたおいもさんのお料理
　とってもおいしかったっ。ね、ぱぱ。」

「ああ、美味かった。
　・・また、食いたいな・・。」

って、ぱぱが・・

また、とってもいいこえで言うの。

そうするとぉ・・ままは、もじもじ。

はずかしそうにして・・

急にお片づけ・・はじめるの。

ん―――？？

と・・そういえば、侑李、しゅくだいあったの。

たしざんのドリル。

「まま、侑李・・おてつだい、
　今日おやすみして・・いーい？」

ままがキッチンから、

「いいけど、どーしたの？」

「んっと、侑李、しゅくだいあったの。
　たしざんのドリル。」

「そーか。うん。いいよー。
　大丈夫、雄也さんが手伝ってくれるから。
　宿題持って来て、ダイニングでやりなさい。
　まま、教えてあげる。」

「んーん。まま、へいきだよ。
　侑李、たしざん得意だもん。
　お部屋でやるね。」

「そ～う？」

「うん、そーう。
　教えるなら、大ちゃんに教えてあげて
　今日のさんすうの時ね、うーん、うーん。
　って言ってたの。んふふ。」

「そっかぁ～。じゃ、今度遊びに来たら
　大ちゃんに教えてあげようかなっ。」

「うん。うふふふ。」