=もぞもぞ・10= ページ21
「されてるほぉーの子。
ふふ…似てる?
ね、裕翔。」
「にっ__似てな、、似てないよっ。
似てない、、似てないけど・・その。」
「その〜??その、な〜に。」
「も、、もう!何でもないよっ!
け、消すよ。消すからね!!」
急いでリモコンを取り、
勢いよく停止のボタンを押し
俺はあわあわを慌てふためきながら
ズバッと立ち上がり
「ね、寝る。もう寝るよ、俺は!!
も〜グーグー寝ます!!」
そう宣言した俺を見つめ
涼介はまた笑いながら
「もぉ〜裕翔ってば、
初々しぃ〜〜♪」
________
ソファで寝るからって言ったら、
涼介の部屋のベッドを、宛がわれた。
一緒に寝ないよ、っていう前に
涼介はしおらしく、寂し気な表情で
「オレは、トモのベッドで寝るから・・
じゃぁね、おやすみぃ・・。」
しょんぼりした声でそう言い
そっと自分の部屋を出て行った。
「ふぅぅ__・・・。。」
張り詰めた俺の理性。
ため息をつき、緊張の糸をほどいた。
ああ、、嗚呼。俺、頑張ったなぁ〜。
耐えに耐えたっ!
頑張ったなぁ〜って、自画自賛の俺。
「ふぅ__寝ますかね。」
そう呑気な俺は寝ました。
ホントに、グーグー、夢の中へ。
((+_+))zzzZzzz。。
でも俺って、学ばないよね。
呑気な俺は、またも騙される
あのしおらしく寂し気な涼介に________。
_______________
深い深い眠りから、少し浅い__微睡みの中。
いわゆる、レム睡眠ってやつの時。。
ふと、、物音に気付いた俺。
ひたひた。ぺたぺた。
足音。足音だ__。
可愛い可愛い、美しい君の足音。
聞き間違えるわけがない、
可愛い足音だ。
微睡んでる俺は思う・・
夢か、現実か___。
フワフワとした夢心地と
涼介のベッドの心地良さに
反応が遅れた。
嗚呼、これは現実だって_____。
パッと目を開けると・・
足元の布団が、もこもこ。と動き
段々と上にあがってくる。
布団トンネルから、胸元の出口に
涼介が到着した。
「ちょ_____りょ、りょ、、
涼介??!!」
「もぉ〜、また“りょ”って
いいすぎ〜。」
「りょ、涼介。な、何して?!
駄目、駄目だよっ。何してるの?
ほら、自分のベッドに戻__」
「んふふ〜。ここ♡
おれのベッド、ここだよ〜♪
ね、ゆぅ〜と。」
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あひる☆(プロフ) - しゅんかさん» しゅんかしゃんだぁ〜ぃ☆コメントありがとうです!次の原動力になりますよぉ〜〜。うんうん、あひる☆もたかさんいのさんすき〜♪次のお話も読んでくださいねぇぇ!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: 14b5c5aebb (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» りみしゃ〜ん♪てへへ、あひる☆とーじょーしちゃった♪いつもいつもコメントうれしすぎですー。ありがとぉ〜♪そう滅多にコメントいただけないので貴重です〜。次も頑張ります!!おたのしみに〜☆ (2020年6月16日 18時) (レス) id: 14b5c5aebb (このIDを非表示/違反報告)
しゅんか(プロフ) - 楽しかった〜!どれも良かったけどやっぱりたかいのが好き〜♪次のお話も楽しみにしてまーす!マジで楽しみにしてます♪ (2020年6月14日 19時) (レス) id: e804af216a (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 初々しぃ〜可愛かったぁ。途中であひる☆さんも出てきた(笑)私はねぇ、中島家のういういしぃにドキドキしちゃった!次はどんなお話かなぁ。楽しみに待ってるね!いつもありがとっ^ ^ (2020年6月14日 18時) (レス) id: 8dd49b38a8 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - よもぎさん» わぁ〜〜♪ちゅぅぺんで、一番にコメントくだすった、まーしゃしゃん!!なんと!よもぎしゃんになんったんですねぇ〜。またコメント頂けてとってもうでしー♪嗚呼〜嬉しい事言ってくださってる〜。もぅー。本当にありがとうです!がんばるです! (2020年6月14日 2時) (レス) id: 74b7ddcb00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2020年5月4日 8時