遠くの街としあわせと‥８中編(ＪＵＭＰｘＪＵＭＰ)街シリーズ(８)

大貴おまけ『春＿＿俺は、もう。』　＝好きだ・１＝ ページ44

でぇっきれぇな数学を終え、

オレはウキウキと

５限目の体育のジャージに着替えてから

思春期の心を発散する為、保健室へ・・。





「＿＿＿っでさ〜〜拓哉さん聞いてる??
　なぁなぁ。」


「うっせーな、聞いてるっつーの。んで‥
　お前がココ来てるつー事は＿＿今、侑李は
　圭人と教室で飯食ってんのか？」


「お〜そうだぜー。侑李は１人にさせとけねぇべ
　なんっつたって、可愛い〜からさ。危ないべ
　変な虫付いたら、困んじゃん。」


「変な虫ね＿＿
　つか、オメェが変な虫じゃねーか。」


「ひっでぇ〜〜。俺、王子じゃん！
　侑李のお元気王子じゃん!!」


「王子ってたまか、お前がっ！
　お前は、点付けて玉子じゃ、玉子ッ。」


「ひっでぇぇ〜〜〜!!」


「＿＿＿と、ゆ〜か。。このやり取り
　雄也ともしてんわ、俺。」


「ほぉー・・雄也さんと。」


「お〜〜、そうそう。
　ちょーどお前らと同じ、中二ん時な。」


「あ〜、侑李が言ってた馴れ初めの話しだ。」


「そうそう。＿＿で、大貴。
　何だよ、悩んでんだろ？言ってみ。」


「ん〜〜‥だからさ、この前..雷ん時さ〜
　色々あって‥」


「い・ろ・い・ろ・ねぇ・・。」


「ああ、色々だ。な、拓哉さん。
　俺達って思春期じゃん、真っ只中じゃん。」


「おー。」


「俺達＿＿俺と圭人は我慢してんだ。
　ず〜〜っと我慢してんだよ。」


「我慢？」


「そう。侑李の事、傷付けたらダメだからさ
　..俺達の一方的な気持ちを押し付けたら
　ダメだ、よくねぇーって思ってさ。」


「んで？」


「んー..だけどさ、そう思ってたんだけどっ。
　その雷のあった日＿＿侑李がさ、」


「侑李が、ど〜した。」


「侑李が..我慢してる俺達に、言ったんだ。
　もっとぎゅぅ。して欲しいって、んで。。
　キスも＿＿してくれ、ってさ。」


「ほぉ〜〜、大胆な発言だな。」


「もぉ〜〜〜さ〜〜〜。。参っちゃってさ俺達。
　あ゛〜〜〜、、ま〜い〜る〜〜っっ。」


「はぁ〜・・。ったく、思春期って大変だな。
　マジで、悶々してんだなお前ら。」


「っする＿＿するって!!悶々しっぱなしだって!!
　だってさ〜、あんな可愛い顔で、そんな事..
　あないに萌え〜な事言うんだぜーっっ!!
　も〜まじぃって！ヤバいんだってさー
　俺達、マジヤバいんっすよぉ〜。」


「ん〜〜・・そっか、マジやべぇのか・・。
　ほぉー‥。」

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