遠くの街としあわせと‥７.５(JUMPxJUMP)街シリーズたんぺんしぅ。

＝ウットリ・３＝ ページ3

「お？？＿＿＿あれ？」



リビングを見渡すと・・慧が１人ソファに

ちょこん。っと正座し、俺に背を向け

座っている＿＿＿。



・・どした？？寝て・・る？？

あんなキレイな姿勢で？？



「お〜ぃ・・なぁ、ただいまー慧？？」



「・・・・・。」




む、、無言っ。。

ぜってー起きてるのに、寝てるハズない姿勢なのに

無言っ。。。



・・無視、、されています・ね。。



「あの〜〜・・慧さん？」


「・・・・・・。」



何つ〜か、むっすー。って文字が

丸ゴシック体で慧の頭の上に書いてありそうだ。



俺はそ〜っと近付きながら

「慧さ〜ん...どーした・・
　もしかして、怒ってらっしゃ..る？」



ぴょい。っと顔を覗き込もうとすると

あの可愛いホッペを、ぷく。ってさせ

「ぷ――――んっ。」って、つ―――んっ。




・・おいおい、どんだけ可愛いんだよっ。

めっちゃかまってちゃんで、メンドクさ可愛いなっ！

中２の慧みてぇじゃんっ。




あ゛〜〜可愛いぃ〜〜ッ!!って思いながら

笑いを堪え＿＿＿俺、問い掛けるぜっ。


「なぁ、どーしたんだよ、慧？」


「・・・・。」


「な〜何が言ってくれてっ。な？
　慧、ご機嫌直してくれよ。頼むからさ・・。」


パチ。っと両手を合わせ拝む、俺。



片目でチラッと慧を見んと‥

ホッペを、ぷく。っとさせた慧が

口を尖らせ、もじょもじょ。

「...ゆぅやさんてばさっ。もぅっ
　ん゛〜〜っ。。」


「何？俺、また何かしちゃったか？
　慧の事傷付ける様な事‥しちゃったか？
　なぁ、言ってくれよ＿＿な？慧。」


正座してる慧の隣に腰掛け

俺は微笑み、慧の顔を見つめる。



「ん゛―――。。」


「・・な？け〜い。」


「・・。雄也さんってば‥さっきぃ。」


「さっき？」


「そぅ、さっき・・。さっき、おでかけする時
　＿＿しどぃのっ。。おれ、おれね。。
　くち、んー。ってしてたのにぃっ。」


「んー。ってして・・・あ゛！！
　し、しまった〜〜。。」


「ゆぅやさん、いってきますのちゅぅ。
　しなぃんだもんっ！たぃせつな＿＿＿
　たぃせつな、ぉ。おまじなぃなのにぃっ。」


「そうだ＿＿ごめんっ慧＿・・。俺、慌ててたから
　そうだ、そうだよな。」


「ん゛。」


「俺が悪かった。＿大切なおまじないだ。
　慧が俺にしてくれる..無事に帰って来る
　おまじないだよな。＿＿本当にごめん。」


「う゛。」


「心配させたよな＿＿ごめん、慧。」

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