遠くの街としあわせと‥７.５(JUMPxJUMP)街シリーズたんぺんしぅ。

＝だぁれ？・３＝ ページ11

「おーぃ。。侑李？・・んと、どぅしたの〜？」

こんもりしたカーテンに話し掛ける慧と、俺。

「なぁ、どーした？ゆーり、そこに居るんだろ？」


「ね〜・・ゆぅりー。出てきてよぉ〜。
　一緒に、ホットケーキつくるんでしょ？」


「な〜・・どーした？侑李・・？」



こんもりカーテンが、

もこもこ。もこもこ。って動き・・・

ぴこ。っと、泡立て器が出てきて


それから＿＿＿もこもこ。もこもこ。


ぽこ。っと、侑李の丸い頭と丸いお目目が出てきて

・・お目目、ぱちぱち。


「んぅ。。んと。んっと＿＿だぁれ？
　ぱぱ、まま。・・そのしと、だぁれ〜？」



もじもじ。もじもじ。の侑李を見て・・

俺、あ！！って思い出すー。

拓哉さんとマツコの時平気だったから

すっかり忘れてたぜー。


「しまった〜、、そ〜いや〜侑李って
　人見知りちゃんだったっ！なぁ、慧っ。」


「あっ。そっか、そ〜だった！！
　わー・・そぅだー。侑李ってば人見知りちゃん
　だったね。...ご、ごめんね、侑李〜。あの、
　あのね〜。」



俺の横に立ってるジェシーと京本君を

慧の隣りに立たせ、自己紹介開始っ！

慧は、過保護って言われるかもしんないケド〜

丁寧に優しく、侑李に話す。

「えーっと..い〜い、侑李。
　ままのお隣に居る人はね、ジェシー君って言うの。
　ままの〜遠い親戚の子でね。ね、ジェシー♪」


「あ〜、っと。。はじめまして、侑李ちゃん。
　俺、ジェシーって言います。侑李ちゃんには
　赤ちゃんの時会った以来だから・・びっくり
　させて、ごめんね。えーっと、よろしくねっ。」



侑李は、カーテンのトコから、出そうで出ない。

もじもじ。もじもじ。

「んと、んっと。。はじめましてぇ・・
　ゆぅりですぉ。。」


「んふふ、よろしくね。侑李ちゃんっ！」


「はぃー・・。んと、ん。
　じぇしぃさんは〜..えと。にほんごー
　おじょぅず、ですねぇ。」


「ああ、あのね。俺の父さん＿＿えっと俺のパパが
　アメリカ人でさ、ママが日本人なんだよー。
　だからね、日本語も話せるんだ。」


「ほぉー・・そぅなのだー。すごぃー」



慧は、京本君に目配せをしてから

「ね、侑李。それでね〜」


「なぁにー・・まま。」


「うん、あのね。ジェシーのお隣の人は
　ジェシーのお友達で、京本君っていうのよ〜。」


「んー。きょぅもとさんー。
　んっと、んと。下のおなまぇは..なぁに？」


「あ。オレ＿＿
　僕はね、京本大我っていいます。」
　

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