林檎×さくらんぼ another story

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海side



海「お風呂…入ろっか？」









海「さっき…スイッチ入れたんだ…」








海「なんか…楽しそうじゃね？」







丸い…大きな湯船…が


部屋から…見えてる…







壁はなくて…





一面の…鏡張り…







微かに…湯気で煙ってるけど


中にいる人の様子は…




部屋から


丸見えだ…









海「三人で入る…？」






今の今まで…

クスクス笑ってた空の顔が強ばる…








海「冗談…冗談…」







海「んー、俺と陸から…？」






陸「でも…それじゃ…」





後に残った空がお風呂入る…のを

俺と陸が見ることになる…







海「んー」





海「どうすれば…いい？」







陸「……」







海「風呂…やめるか…」






俺が…そう言えば…



きっと…空は゛いいよ゛そう言う…


分かってて…



わざと…

少し…残念そうな顔をして見せる…







…







…






…







「いいよ…」




ほら…ね…







「お風呂…入ろ…」






空は…


可愛い…な…







ほんとに…従順…






だったら…



これは…どうかな…




ダメ…かな？






海「空…から…入れば…？」





「…え？」





ほら…また


その顔…


揺れる瞳と…不安げな顔…


だから

その顔…ダメ…なんだって…





その顔…されると

もう…俺…止めらんないんだよ？







海「空から…入っておいで…」







「…海…」





海「…な？」






…





…






有無を言わさぬ、どＳぶりに…



陸は…戸惑ってるけど…



でも



空…は…好きなんだよ…





こうゆうのが


たまらなく…好き…







「…ん…」







「分かった…」






「でも…」







海「…ん？」






「あんまり…見ないで…」






海「…(笑)…」




海「分かってるよ…

その変わりにビデオ見てていい？」






海「(笑)…さっきの続き〜」







「…ん…」







バスルームに…空が消えて


やっと…陸が口を開く…






陸「…いいの？」






陸「ほんとに…」







海「…(笑)…いいよ…」





海「好きなんだよ…空…こうゆうの…」




海「M…だからさ…」







陸「でも…泣かないかな…」








海「は？」






海「鳴かしてやんなよ…」





海「ずっと…想像してたんだろ？」




海「空を鳴かして…

空…と…スル…事…」







海「楽しんでおいでよ…」






海「俺も…


楽しませて貰うから…(笑)」

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