【スラムダンク】『仙道の彼女は長身女子』彦一「たたたたた！大変です！仙道さんが女の子に甘い言葉を囁いてました！」魚住「安心しろ。彼女だ」【仙道彰】 (ページ9)

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＊９球目＊Love present for you ページ9

俺はあるバスケの練習試合で休憩をほとんどできていなかったまま後半戦を迎えた。

彰「は…は……」

このバカ暑い体育館で今にも倒れそうだった。

そして……俺は倒れた。

観客「きゃー！仙道さん！」

皆心配はするが、助けちゃくれない。
分かっていることだが……いつも遠目に見やがって……って俺は内心思っている。

審判「レフリータイム！」

A「大丈夫ですか？」

救護室に運ばれた俺に仲間よりも誰よりも早く俺に寄り添ってくれた人がいた。

A「心配で足を運んでみたんですが……
仙道さん？」

名前も呼んでくれた。
もう凄く救われた。

この子と今、離れたくない。
ずっと声をかけていて欲しい。

A「ボールも探していただいたので、他人事ではないような気がしまして」

彰「ありがとう」

この子が居てくるなら、天才になってやる。
そうすればずっと……らしくない事を俺は考えた。

俺の心に火をつけてくれた……君のために。

ありがとう。