＊７球目＊なかなか気持ちが伝わらなくて ページ7
私が撮影している途中、試合は後半になりいよいよラスト。
私はふと彼を見た。
笑ってた。すごく楽しそうにプレイをしていた。
A「私の心臓うるさいですよ」
桜木くんには悪いけど、陵南に勝って欲しいと私は迷いなく思った。
桜木「……ほっ」
晴子「あっ…！桜木くんのレイアップ！」
桜木「っしゃ〜！見よ！この天才の逆転シュートを！」
A「仙道さん！頑張りなさい！」
まだ時間がある、仙道さん。
きっとやってくれる。
彰「……っ」
赤木「くっ…仙道！」
皆が終戦ムードの中、仙道さんが陵南のリングをゆっくりと通ったボールを奪う。
だがそこにはあっちの赤木キャプテンがいる。
ダンクの勢いだったボールは横をすり抜け弧を描いた。
A「入った！」
綺麗なゴール、逆転のシュート
(ピーッ！！)
魚住「勝った…勝ったぞ！」
仙道さんがこっちを向いてピースしてくれた
A「ふふ……シャッターチャンス」
そして私も笑顔でピースした
□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■
A「仙道さん…仙道さんどこ？あ、挨拶してる」
おめでとう言いたかったのにな。
まあ、挨拶が終わってからでいいか。
水戸「ようA。花道負けちゃったな」
A「そうだね」
水戸「ま、お前はあっち応援してるみたいだったけど」
A「で、でも、桜木くんすごいね。
あんなにバスケできるんだね。」
水戸「なんか目覚めたらしいんだ。
こういや、Aとアイコンタクト取ってた７番ってどんな関係？」
彰「内緒」
A「あ、仙道さん。お疲れ様です」
彰「おう」
水戸「内緒ってそんな……。」
A「あ！今日、学校に用事があったんです。もう行かなくちゃ……。
洋ちゃん、桜木くんにもよろしく伝えておいて下さい。」
水戸「お、おう」
彰「A、その洋ちゃんってのやめろよ。」
A「その件はまたあとでー！」
水戸「行っちゃった……。
つかあんた……」
彰「あ？」
水戸「その愛一方通行じゃないっすか」
彰「は……？」
水戸「そんじゃ！」
彰「なんだあいつ……」
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monaka3021(プロフ) - 仙道さんほんとにかっこいいです!//// (2017年5月10日 18時) (
レス) id: 38661b52fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風間 | 作成日時：2016年6月2日 23時
