第7話☆°*新しい勇気の一歩 ページ8
ヒース「俺はAにこのまま会って良いのか…」
伶治「…君は」
ヒース「?」
*°**°**°**°*
ヒース「失礼します…」
伶治「今は練習で誰もいないよ。それにしてもどうして方南学園の君が?
もしかして不知火さんに会いにかな」
ヒース「あいつのこと知ってんのか?」
伶治「結構前からね。でも直接話したのは数日前の話だよ
ストライド部に来てほしいって頼んだ」
ヒース「…」
伶治「…」
ヒース「そうか…」
伶治「怒らないの?Aを取るなとか…」
ヒース「Aを、よろしく頼む…!
あいつは好きなストライドを俺たちのせいで捨てようとしてる。Aはストライドが好きなんだ、誰よりも。
まだAはストライドをやりたいって思ってる、だから…だからあいつを頼む…」
伶治「なんでそんなに必死なのかな
俺は敵なのに…」
ヒース「Aが好きだからだ。あいつには笑顔でいてほしい…!
伝えてくれ、もう一回会おうって…ストライドをやろうって!」
伶治「…ほんとに好きなんだね…」
ヒース「ああ…」
伶治「わかった…だけどこれだけは覚えておいてくれよ」
ヒース「…?」
伶治「俺は最初から彼女にはストライドをやってもらうつもりだよ」
ヒース「…」
*°**°**°**°*
伶治「また会った」
貴「…」
伶治「支倉くんからの伝言だよ
君にはストライドをやっていてほしいって…
そして、また会おうって」
貴「っ!ヒースに会ったのか!?」
伶治「さっきまで話してたんだ」
貴「…どこ。ヒースは…追いかけないと…」
伶治「待って」
貴「離せ」
伶治「君はもう、西星学園の人間なんだよ。自分で選んだ道だ
支倉くんの気持ちを無視して彼を追いかけることは許されない」
貴「っ…」
伶治「彼から手紙を預かったんだ」
───Aへ───
元気にしてっか。飯ちゃんと食えよ。
俺はお前にずっとストライドをやっていて欲しい。これは俺の勝手な気持ちかも知れない…
だけど、だけどまたいつか
会おうな。それまで俺、頑張るわ
─────────
ヒース「好きとか書けばよかったか
でもこれで良いよな…伝わるよな」
*°**°**°**°*
伶治「これで涙を拭きな」
貴「…いらない」
伶治「…俺は君を受け入れる
君は…どうする?」
第8話☆°*何だかとても溢れてく→←第6話☆°*傍に置きたい理由
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璃羅(プロフ) - とっても面白かったです!私、姫が大好きなので話に出てきて嬉しかったです!更新頑張ってください! (2016年3月17日 16時) (レス) id: 86bf283326 (このIDを非表示/違反報告)
風間(プロフ) - 撫子!?さん» そう言って頂けて光栄です。 私も姫ちゃん好きなので多く絡めるよう頑張りますね(*´ `) (2016年2月18日 19時) (レス) id: c46914024d (このIDを非表示/違反報告)
風間(プロフ) - 時雨さん» 感想ありがとうございます♪ 2話同時に更新しましたので、お楽しみ頂ければ嬉しいです(*^^*) (2016年2月18日 19時) (レス) id: c46914024d (このIDを非表示/違反報告)
撫子!? - この話大好きです!姫が好きなので絡みが多いと嬉しいです、これからも楽しみにしています! (2016年2月18日 19時) (レス) id: b98a264d04 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - ストライド大好きなので面白ろかったです(*^_^*)もっと読みたいです♪ (2016年2月18日 8時) (レス) id: deb3b6ecad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風間 | 作成日時:2016年2月4日 11時