第22話 決断の時 ページ29
エリスside
YG「ホントなんだって！こんどミックス頼んでみろって！」
エリス「もううるさいユンギさん…(耳塞いだ)」
猫カフェを貸し切りにしての二人だけのパーティー
小さい厨房でおつまみを作ったりして
二人でお酒を飲み始めた
そしたらこれだ
彼、なんか喋り方ふわふわしてきたな〜って思ったら
べらべらお喋りさんになってきた
YG「いや、これはマジ。写真撮りたかった」
エリス「そんなソフトクリームのチョロンッってなってる先っぽが分裂しただけの話を熱烈に語れるのはきっとユンギさんだけだよ…」
YG「だって初めて見たんだもん」
ふらふらとソファー席に歩いてった彼
深々とソファーに座ると足元に寄ってきた猫をなでなでして膝に抱え上げた
YG「なぁ〜ねこ。お前も見たいよな花咲ソフトクリーム」
ネコ「(嫌)」
エリス「嫌がってますよ笑」
YG「なーんかおれこいつに嫌がられるんだよな〜」
わたしもぞうきんを抱えて彼の隣に座った
別に引っ付いたりしない、普通の友達の距離
悔しいけど
自分で蒔いた種だもん
YG「俺ネコにまで嫌われたらほんとに人生一人ぼっちOR男ぼっちだぞ」
エリス「なんでですか？まだまだこの先長いですよ笑」
ぞうきんの手を借りて、ユンギさんの太ももを突っついてみた
こっちむけ〜…こっちむけ〜……
YG「残念ながら、この先俺は嫌がるネコと、嫌がるネコの飼い主のお前とこうやってダラダラ生きていくんだよ」
…トラウマでもあるのかな？
自業自得って言ってたけど、一体何があったんだろう…
エリス「元カノさんには、一体何をしたんですか」
YG「…………
朝起きたら他人がベッドに転がってた」
エリス「話を『ぎゅっ！』って縮めましたね」
最低
でも、猫に救いを求めてくるぐらいだもん
きっと彼は反省してる
それより、私は伝えなければと思った
エリス「私は、嫌がりませんよ？」
YG「なんで俺お前に嫌がられるって思ってることになってんだよ笑」
エリス「だって…好きになっちゃったんですもん。ミンさんの事」
私は彼の返事を予測しながら
ドキドキしながら、ぞうきんの頭を撫でた
なんとなくユンギさんの顔を見れないでいると
彼は背もたれから離れて体を起こした
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唐辛子マン(プロフ) - マリアの事愛しすぎなｗｗｗｗｗｗマリアはね、大丈夫よ、ちゃんと出てくる (2020年8月24日 0時) (
レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
万 - マリアはもう出てきませんか？？あのイカれ具合大好きなのに……マリア…… (2020年8月24日 0時) (レス) id: 2e53f7a597 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 24歳よろづさん» 今回の主役は和尚でした (2020年8月23日 8時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
24歳よろづ - キムテの滝行、既視感。 (2020年8月22日 10時) (レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - みかんかんさん» 初コメありがとう！！勇気が必要だったことでしょう！でも大丈夫！唐辛子めっちゃ待ち望んでるからコメント！皆様のコメントめっちゃ待ち望んでるから！ユンギのタバコズルいよなぁ…。ちなみにブラックデ〇ルって言う煙草で、欲しければドンキに売ってるよ！！！！ (2020年8月22日 0時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年8月20日 20時
