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第20話 肉球系女子…? ページ26

エリス「……………(ドキドキ)」
YG「俺ユンギだよ。…間違えんなよ?」




そう言った彼は口をへの字にして見下ろしてくる
相変わらず手は私の頭に乗っかったままだ




エリス「間違えないですよ!ネコじゃあるまいし」
YG「そう?俺には………はぁ(今までの所業を思い出した)」



深くため息をついた彼はやっと飲み物を飲んだ

そうそう
ここはカフェだった




エリス「…クッキーいる?」
YG「あ、うん。クッキー、欲しいかも」
エリス「もってくるね!」




私はぞうきんを抱えたままお店の奥に引っこんだ
お皿にクッキーを何種類かのせてテーブルに戻ると
ユンギさんはいなかった

ぽつんと、引かれたままの椅子が残ってて
その周りを猫たちがぐるぐるしてる




エリス「ね、ユンギさんどこ行ったの?」



猫たちに近づいて行くと
散りぢりになって逃げてっちゃった…





YG「わっ」
エリス「わっ!!!!」





急に後ろから肩を叩かれて飛び上がった私
お皿からクッキーが飛び散る




YG「ごめんごめん笑クッキー持って来てもらう間にお店ふらついてた」
エリス「びっくりさせないで下さいよ!」
YG「だってお前、俺がドアの真横にいるのに全然気づかなかったんだもん笑」





お腹を抱えて笑ってる
真横にいたっけ…?



全然視界に入ってなかった





YG「クッキーありがと」




床に散らばってる個包装のクッキーたちを拾い集めた彼は
自分の席に座る前に、違うテーブルから椅子を持ってきて
『座って』って合図してきた




エリス「私もいいの?」
YG「なんか仕事が残ってるならそっち優先した方がいいと思うけど」




私は首を横に振って、椅子に座った






エリス「グゥッ……(座り損ねた)」
YG「ちゃんと見て(もうなんか慣れてきた)」





ネッコが下にいなくてよかった



向かい合って座った私たち
肌だけじゃなくて髪まで真っ白なユンギさん
まるで天使の様…




エリス「最近何かあったんですか?」
YG「なんで?」
エリス「ネコたちに癒されに来たんでしょう?」
YG「まぁ……そうなんだけどさ」
エリス「もしかして…失恋…?」
YG「失恋ともいうし…フラれた?ともいう笑」
エリス「ふられた!?」




思わず大きい声を出すと
ユンギさんにジトッ…って睨まれた




YG「まぁ自業自得なんだけど」
エリス「ちゃんと家事しないから…」
YG「ヒモじゃねぇ」

・→←第19話 ヒモ男が好き



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唐辛子マン(プロフ) - マリアの事愛しすぎなwwwwwwマリアはね、大丈夫よ、ちゃんと出てくる (2020年8月24日 0時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
- マリアはもう出てきませんか??あのイカれ具合大好きなのに……マリア…… (2020年8月24日 0時) (レス) id: 2e53f7a597 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 24歳よろづさん» 今回の主役は和尚でした (2020年8月23日 8時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
24歳よろづ - キムテの滝行、既視感。 (2020年8月22日 10時) (レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - みかんかんさん» 初コメありがとう!!勇気が必要だったことでしょう!でも大丈夫!唐辛子めっちゃ待ち望んでるからコメント!皆様のコメントめっちゃ待ち望んでるから!ユンギのタバコズルいよなぁ…。ちなみにブラックデ〇ルって言う煙草で、欲しければドンキに売ってるよ!!!! (2020年8月22日 0時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年8月20日 20時

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